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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

★ピースボート

2009年05月20日 | 辻元 関西生コン

  軍隊を持たないで世界平和が保たれるのならどんなに良いことでしょう。世界中の武器や軍隊の維持管理費を弱者救済の福祉などに回せば多くの人達が平和に暮らせることが出来るでしょう。
  日本の憲法9条の改定を反対する人達もきっとそんな考えなのでしょう。しかし、人類はそれ程甘くないようです。軍隊が無いと直ぐに手を出されてしまうようです。
  しかし、本当に、戦争を放棄することを世界に広めたいのならそれなりの覚悟が必要でしょう。相手が暴力に訴えてきても無抵抗でそれを排除する胆力がひつようです。つまり戦争放棄ということは、まず自衛隊を解体して丸裸になり世界中からの侵略を防ぐ方法を考える必要があります。
  そこまでの覚悟を持って世界に平和を訴えるだけの胆力が日本にあるのなら私も軍隊放棄には賛成です。しかしながら私にはそれに耐えるだけの気力も体力も胆力もありません。残念ながら、アイデアも思いつきません。

  日本の平和団体もそのくらいの覚悟を持って行動しているのなら尊敬するのですが、どうやらそうでもないようです。

  MSN産経ニュースより

  ピースボート護衛受ける ソマリア沖 2009.5.14 海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。

 海自の護衛艦2隻は11日から13日にかけ、ソマリア沖・アデン湾を航行する日本関係船舶7隻を護衛。うち1隻がピースボートの船旅の旅客船だった。ピースボートは社民党の辻元清美衆院議員が早稲田大在学中の昭和58年に設立。船旅は寄港地のNGO(非政府組織)や学生らと交流を図ることなどを目的としている。

 66回目となる今回の船旅は約3カ月半に及ぶ地球一周で、北欧5カ国とフィヨルドを巡るのが目玉。約600人が参加し、4月23日に横浜港を出発後、中国とシンガポールに寄港。ピースボートのホームページには船旅の最新リポートとして、デッキで催されたフルーツパーティーの様子が掲載されている。

 ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施を行う旅行会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。

 ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(旅行会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。

  なんだかがっかりさせられます。どうも腹がすわってないようです。反対のための反対なら誰でも出来ます。本当に体をはって世界平和を望むのなら、単独で航行して欲しかったと思うのは私だけでしょうか。乗客の人達はどう感じるのでしょうか。
  やはり単なる戦後の自虐主観に毒されているだけの腹のすわっていない平和運動なのでしょうか。
  どうせやるのなら日本が無くなっても世界から軍隊を無くするくらいの覚悟でやって欲しいものです。

私には到底出来ません!