団塊の世代のつぶやき

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突風

2009年05月14日 | 日本再生

  第1410回で余部鉄橋の事故で瀬戸大橋の風による運行基準が厳しくなったと書きましたが、その裏には責任逃れの考えがあると思うのは私だけでしょうか。何か事故が起きるとことさら騒ぐマスコミと責任逃れのためにやたらに規制を強くするという風潮なのではないでしょうか。
  そんな瀬戸大橋の風による過剰とも思える通行止めを緩和することになるかもしれない話題がありました。

  四国新聞社-香川県のニュースより 05/11

  脱線防止に線路の突風、事前探知/羽越線事故受け気象研開発

 列車脱線を防ぐため、線路付近に発生する恐れがある突風を事前に探知するシステムを気象庁気象研究所(茨城県つくば市)などがつくり、鉄道総合技術研究所と共同で特許を出願したことが11日、分かった。

 突風が原因とされ、5人が死亡した2005年のJR羽越線脱線転覆事故を受け開発に着手。実用化できれば、初めて突風をピンポイントでとらえることが可能になるという。気象研の楠研一主任研究官は「突風による事故の再発防止につながる。システムの信頼性を高めたい」としている。

 小型の気象レーダーが、地上付近に発生した渦を伴った突風を観測し、発生位置や強さを解析して進行方向を予測。遭遇する恐れがある線路上の区域を算出し「危険指数」で知らせる仕組み。鉄道だけでなく、バスなどの交通機関にも提供できる。

 探知の範囲はレーダーの性能や数に左右されるが、現在実験に使っているレーダーでは半径約20キロで突風の観測が可能。ほぼリアルタイムで危険情報を伝達することができるとしている。・・・以下略

  このレーダーは瀬戸大橋に取り付けると海の上で回りに障害物が無いので条件としては最高なのじゃないでしょうか。
  多分、何時の日かこうした設備が採用されて、春先の強風や台風などの影響で通行禁止となる日が減るときが来るような気がします。

  私も、一度だけ大阪からの帰りに強風のため通行止めで何時間か列車が児島駅でとまり不安な思いをしたことがあります。先の見えない待機はいやなものです。それだけにこの技術には期待したいものです。

きっと実現するでしょう!