団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

発泡樹脂製の車

2009年05月27日 | 日記・その他

  第1567回で歩行者を守る為に、「ボディの材料を考えることはできないのでしょうか。スポンジやゴムのような材質で歩行者の被害を最小限にとどめることは今の技術でもまだ無理なのでしょうか。」と書きましたが、可能性が出てきたようです。

 WIRED VISIONより

  発泡樹脂製で水に浮かぶ自動車『Spira』:燃費43km(動画) 2009520

  Progressive Automotive X Prize(日本語版記事)には、「環境志向的な交通手段」に関する非常に多くの珍しいアイデアが集まっている[3輪電気自動車『2e(日本語版記事)もエントリーしている]が、Spiraは間違いなくもっとも突飛な車だろう。車体の90%が発泡樹脂でできているのだ。Ballard氏は、発泡樹脂が車の製造方法を変えると確信している。

クロックスやビーチサンダルが靴やサンダルに変革をもたらしたように、発泡樹脂が自動車やオートバイに変革をもたらすことをSpiraチームは願っている」とBallard氏は言う。

Ballard氏が考えているように、発泡樹脂製の車なら歩行者や乗客の安全性が増すだろう。Spiraの製品紹介サイトによると、「発泡樹脂の中にある何百万個もの気泡が、衝撃から守ってくれる」からだ――少なくとも、SUV車にぶつかられてしまうまでは。

  これは面白いかも。このサンダルはエスカレーターに巻き込まれて話題になったものですね。あれが使えるとは想像もしませんでした。コストはどうなんでしょう。
  この材料が使えるのなら、トラックから乗用車まで全てのクルマをこれで作れば交通事故による犠牲者は大幅に減るかもしれません。是非実現させて欲しいものです。
  尤も、クルマ自体を減らす公共交通を主体とした交通システムの確立と平行して進めることは当然です。近郊ではこのボディの電気自動車で最高速度を50キロメートルくらいに制限すればもっと画期的な減少に繋がるはずです。

のんびりが一番!