第547回の「世界に真実を明らかにする」などで何度も国連の胡散臭さを書いてきましたが、そういう私も、多くの日本人と同じように、国連とは立派な組織だと子供の頃から思わされてきました。
どうも、おかしいと気が付いたのは、やはりネットのお蔭です。日本はお金だけを搾り取られたて、慰安婦問題や女性問題などあらゆる批判をされるばかりです。
国際連合と日本ではさも素晴らしい組織のように思える呼び方ですが、それが、「the united nations」(連合国)が本当だと知ったのもネットです。如何に、洗脳されてきたかに今さらながら情けなさを覚えるばかりです。
特に、安全保障理事会の常連理事国に中国とロシアが入っており、拒否権を持っていると言うだけで国連が機能しないのは誰でも解ることです。おまけに今の事務総長が韓国人ですから何をかいわんやです。
もう解体するしかないでしょう。というか、こういう組織を有効に動かせるのは日本人だけじゃないでしょうか。
これだけ胡散臭い国連ですが、どうやらこんなものじゃないようです。こちらも、最近お世話になっているブログが詳しくその裏を書いてくれています。やはり、日本人には想像もできない世界のようです。
こんな組織にたっぷりお金を搾り取られる筋合いは絶対にない。脱退か、解体しかないですね。
3日間にわたって書かれていますので、是非リンク元で読んでください。怒りが止まりません。
心に青雲より
国連という名の犯罪集団(1/3) 2014年11月20日
《1》
久しぶりに映画の感想をつづってみたい。
『トゥルース 闇の告発』(ラリーサ・ワイズ監督 2010年 アメリカ)原題はTHE WHISTLEBLOWERで密告者の意味。これは衝撃を受けた。白人どもは邪だとは思っていたが、ここまでとは…と絶句。
日本では劇場公開されなかった。どこからか妨害が入ったか、自主規制したか、であろう。日本人に限らず、世界中に知られたくない国連の闇の存在が明らかにされる。
主人公はアメリカの女性警察官キャシーで、高収入にひかれてボスニア・ヘルツェゴビナ戦争の後処理に入る国連の治安維持活動の一員になる。半年の駐在で10万ドル、日本円にして1千万円の報酬、しかも無税だとの説明に、しょっぱなから驚かされる。
今も続く民族差別・宗教差別と殺し合いで、いまだ無法地帯に近い状態。
そこへ文民警察官(United Nations International Police Task Force, IPTF))の監視団員として入るのだが、犯罪者を捜査、逮捕することはできない。監視するだけなのだ。キャシーは、警察官としての職務を遂行しようとするが、何も手を付けられないことに驚く。
そこに駐在する国連の職員ということになっているが、実際はイギリスの民間軍事会社から派遣される形になる。こういう民間軍事会社はアメリカやフランスにもあるのだろうが、映画では架空の名前だろうが、英国の「デモクラ・セキュリティ」となっていた。
民間軍事会社(PMSCs またはPMFともいう)は、政府直轄の正式な軍隊に代わって軍事的サービスを行なうが、直接の戦闘以外にも、軍関係の人や物の警備、兵站等の物流、地雷撤去、兵士の訓練および教育、刑務所の管理、など仕事は多岐に亘る。
端的には戦争を食いものにしている。
ボスニアで主人公キャシーは、人身売買が行なわれていることに気づいて、実態に迫って行く。はじめはマフィアとか一部の警官が関与して東欧から女性を連れてきて、売春させているのかと思っていたところが、そんな生易しい話ではなくなる。
この映画は、実話に基づいて制作されたと、冒頭に断りが出るが、本当に恐ろしい話である。主人公が巨大な闇を相手に孤軍奮闘する姿を描いている。
民間軍事会社や現地警察、IPTF(文民警察)の関係者までもが、いかがわしい売春施設の客になっているばかりか、人身売買のネットワークに関与していたのだ。売春宿から賄賂を受け取っており、女性たちが逃亡して警察に保護されても、また売春宿に戻してしまう。
警察の内通者が売春組織とつるんでいるなら、よくある話ではあるが、まさかの国連そのものが腐敗のまっただなかにある。だから人身売買されてきた女性たちを救いだそうにも周囲はすべて敵である。
主人公の女性警官が売春バーを急襲して経営者を逮捕しようとしても、上司が彼らとグルだから手入れの情報は筒抜けになっている。
彼女を雇って派遣している民間軍事会社も、国連から多額のカネを受け取っていい商売をしているのだから、正義を振りかざされて国連の恥部を暴き出したりされると、差し支えるので、彼女は結局解雇、追放されてしまうのだ。
国連の高等弁務官に直訴のメールを送っても効果なし。決死の覚悟でボスミアから無断で持ち出した人身売買被害者女性の資料ファイルも、BBC放送に持ち込むが、あっさり国連側に否定されておしまい。現地で悪辣な売春は人身売買に加担していた警官や職員らも、本国に戻されただけで何の罪にも問われなかったと、最後にテロップで明らかにされる。
映画だから架空の会社になっているが、ネットで調べると、民間軍事警備会社としてかなりの契約を受注しているアメリカのダインコープ社のスキャンダルが2000年に発覚している。…中略
やはり国連とはそういういかがわしい組織なのである。まじめに世界の平和や虐げられる人たちのためにと活動している高潔な人もいるようだが、ほとんど無力である。マフィアとさして変わりはない。…中略
国連がそうなのに、小沢一郎は世界平和は各国の軍隊を解散して、国連軍に1本化すべきだなどと主張している。まった く机上の空論、実態を知らない妄言である。その無知な小沢を日本国王だの世界的指導者だのとヨイショする副島隆彦や板垣英憲らは、ボンクラと呼ぶほかな い。
国連という名の犯罪集団(2/3) 2014年11月21日
国連という名の犯罪集団(3/3) 2014年11月22日