何だかおかしな兵器が開発されているようです。今回のザワヒリ暗殺に使われたようです。
爆発物じゃなく6枚刃の忍者ミサイルと言うそうです。何か嫌な名前です。
宮崎さんが取り上げてくれています。産経が画像もアップしてくれています。この武器に何のメリットがあるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和四年(2022)8月9日(火曜日) 通巻第7427号
ザワヒリ暗殺は六枚刃の忍者ミサイルR9Xが使われた
パキスタンの秘密CIA基地からミサイルを発射した形跡
アルカィーダの首魁とされたザワヒリの隠れ家がカブールにあった。
毎朝、バルコニーに出て読書などしていることを突き止めていたCIAは、2022年7月31日6時18分、空中で待機してい た無人機からヘルファイアー(空対地ミサイル)を二発撃った。ザワヒリは死んだ。
ザワヒリ暗殺は六枚刃の忍者ミサイルR9Xが使われた。ミサイル自体は1・8メートルで、弾頭に火薬を装填せず、鋭利な六 枚刃。これが回転して目標をねらう。通称「忍者」ミサイルと言われる。
米国の「NPRラジオ」などは、ザワヒリを狙ったドローンはキルギスタンの空港から飛翔したとつたえた。アフガニスタン戦争 の兵站として一時期米海兵隊2000名がキルギス空港に駐屯していたことは事実である。
パキスタンの有力紙「ドーン」はパキスタンの秘密CIA基地からミサイルを発射した形跡があると報じた。
このこととパキスタンの対米、対中政策といかに絡むかと言えば、CIAは2021年8月に撤退後のアフガニスタン情報をパキ スタン軍を通じて得ていた。そのうえドローンはパキスタンの秘密基地から飛翔させたようである。
パキスタンの対米協力の交換条件?
IMFにパキスタンは多額の緊急融資を要請している。IMFの融資決定を最終的に判断するのは米国である。
産経の詳しい画像です。
しかし、毎朝バルコニーで新聞を読んでいたというのも完全に油断していたのでしょう。
それにしても、何とも残忍な武器のように思えるのは何故でしょうか。