Chinaは想像以上に恐ろしい国のようです。何と、アメリカの港湾ターミナルのChina製クレーンにスパイ機材を取り付けていたそうです。
アメリカも日本以上に甘いのかも。尤も、日本はこんなものでは済まないのじゃないでしょうか。
宮崎さんが報告してくれています。きっと、日本中がスパイ機材で見張られているのかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024)3月8日(金曜日)
通巻第8168号
米国の港湾ターミナルのクレーンは大半が中国製だったが
やっぱりスパイ機材がクレーンに取り付けられていた
米議会調査局は米国の輸出入港に設置されたコンテナターミナルの中国製クレーンなどにスパイ用機材が埋め込まれていたと発表し、「米国の国家安全保障に甚大な危機であるとの報告をだした」とウオールストリート・ジャーナル(3月8日電子版)が『特ダネ』として報道した。
23年初のスパイ気球問題、米軍は中国のスパイ気球と断定し、大西洋上で撃墜したが、中国は観測気球が軌道をそれただけど言いつくろい、あとは頬被りだった。このスパイ気球は日本上空をたびたび通過したばかりか、直近では台湾に数個のスパイ気球が飛翔した。
なぜこんなことが起きるかと言えば米国がクレーンを生産していないからだ。
ブルームバーグの報道ではロサンゼルス港湾事務局ジーン・セロカ局長が、「最近、米国では中国製クレーンがいわゆるスパイ兵器として宣伝されています が?」との質問に対して、「中国製クレーン業者はデータを収集し、情報を調べている。ロサンゼルス港の企業の53%が中国と貿易関係を持つが、データをど のように使用しているかが問題だ」と回答した。
バイデン大統領は2月21日、「港湾クレーンに代わる新型港湾クレーンの米国内での生産、港湾警備に200億ドルを投資する」とした大統領令に署名した。 米国の国家安全保障に対する潜在的な脅威を排除するためである。ペンタゴンやNSAは中国の上海振華重工(ZPMC)製の貨物用クレーンを「トロイの木 馬」と警戒してきた。
替わって三井グループが新型を生産する予定。米国が国内でクレーンを生産するのは30年ぶりとなる。
金の亡者達がChinaに漬け込まれて製造をChinaに任せたことがこうした結果になったということでしょう。そういう意味ではアメリカの方が金の亡者であふれているのかも。
それにしても、日米共に憐れなことです。それに付け込むChinaがもっと悪いのか。