トランプさんの返り咲きはじつげんするでしょうか。宮崎さんが取り上げてくれています。
宮崎さんは早くからトランプ再選間違いなしと予想されていますが、まだまだ何が起きるか分からないようです。
さて、アメリカは立ち直れるのでしょうか。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和六年(2024)3月26日(火曜日) 通巻第8190号 <前日発行
「もしトラ」から「ほぼトラ」は分かるが、「まさハリ」って何ですか?
『TIME』表紙、泥沼に嵌まって動けなくなったバイデン
もしかしてトランプが勝つかも知れない、が「ほぼトランプだろう」となった。左様メディアの事前予測ですら数ヶ月前から何回も手を変え、しなを変えて世論調査してもバイデンが勝つとするメディアはない。
ゼロなのである。
黒人のバイデン支持率が87%から63%になった。ヒスパニックは2vs1で民主党支持だったが、これも逆転しているらしい。
若者のバイデン支持離れはイスラエルのガザ攻撃直後から明瞭になった。
にもかかわらず民主党全国委員会はバイデンを推薦しつづけ、自爆へ驀進している。
オバマさえ、警告をしに行った。いや拙著(『トランプ劇場2・0 世界は大激変』、ビジネス社、)のなかで予想したようにバイデン不出馬となると、手続き的にはハリス副大統領になる。
「まさかハリス」が「まさハリ」。これは日本でしか通じない。
バイデンの支持率は左翼メディアでも30%、実態は25%程度だろうから、キシダとどっこい、どっこい、ふたりは4月11日に会って日米首脳会談とやらを開催の由だが、キシダよ、その足でトランプにあえ!
ややリベラルな『TIME』の直近号(アメリカ版)の表紙は泥沼に嵌まって動けなくなった自転車にのるバイデンを描いた。
ニューサム加州知事は出馬準備に入った、というニュースはまだないが。
それにしても、民主党はどんな手を使うつもりなのでしょうか。どう考えてもこのまま素直に負けるとは思えないだけに不気味です。
最悪の場合は今度こそアメリカが南北戦争になることを期待します。さて、アメリカ国民はどうするのでしょうか。