団塊の世代のつぶやき

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連 雀(れんじゃく)

2014年03月21日 | 無知

  ネット巡回で、自分が全く無知だと気づかされることが 多くて如何 に勉強してこなかったかを思い知らされます。
  時期はちょっと前になりますが、いつもの巡回で「ねずさん」のところを読んでいて、その中身には関係ない「連雀」と いう「地名に反応してしまいました。
 実は我が坂出市にも「れんじゃく」というところがあるのですが、おもしろい名前だなと思いながらも、何時ものごとく、 深く追求もせずにいました。
  ところが、ねずさんがその意味を詳しく書いてくれていました。私自身はぼんやりと「連雀」を雀の夫婦などとイメージ して、変わった地名だなあくらいしか思っていませんでした。
  「連雀」には深い意味があるそうです。 

     ねずさんの ひとり ごとより  2月24日

   
万世橋と軍神広瀬武夫中佐

・・・略
  昔は服地は、各地の小売 店さんの店子さんたちや、行商の小売りの商人さんたちが、問屋街に買付にきました。

買い付けて仕入れた着物は、昔は宅配のトラックな んてありませんから、店子さんたちが背負子(しょいこ)でおぶったのです。

 

その背負子(しょいこ)のことを、連雀(れんじゃ く)といいます。

木でできた箱などに、肩に当たる部分を広く編んで 作った縄や布でショルダーベルトと肩パットにして、背中におぶって運んだわけです。

(手前の人の背負っているのが連雀です)

い までも、古い城下町などには、連雀町とか連尺町とかいう町名が残っていたりしますが、そこにはかつて、問屋街があり、そこには背負子(しょいこ)を背負っ た行商人さんたちなどが、軒を連ねる問屋さんに次々と飛び込んで、商品を仕入れ、それを背負子に入れて背負 い、また次のお店へと移っていったりしていたわ けです。

 その様子が、まるでスズメが、ぴょんぴょんと飛び 跳ねながら、地上に落ちている餌をついばむ姿に似ているということで、そのあたり一帯は、連雀町と呼ばれま した。

連雀(れんじゃく)は、連尺(れんじゃく)とも書 きますが、そういう往時の姿が、まるで目に浮かぶような楽しい町名が、昨今では次々に「何々市中央一丁目」 のように、無機質な名前に変えられています。

とても残念なことと思います。・・・以下略

 参考:ウィキペディアより  連雀

   「連尺」は知りませんでした。坂出も地図で確認すると「尺」の方でした。ずっと「雀」とばかり思ってました。 それは別段間違いでもないようですが、意味が想像もしないものでした。
  それにしても、背負子のことを「連尺」と言うとは全く知りませんでした。坂出の「連尺」も昔は問屋街だった のでしょうか。
  そう言えば、昔の街道に沿っているようですからそうだったのかも知れませんね。
  ねずさんの言われるように昔の街並みが思い浮かべられるような素晴らしい名前を便利だと言って変えるのは考 え物ですね。
  それにしても、昔の人は粋な名前をつけていたものですね。

勉強になります!

  



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