団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

ナポレオンの帽子

2014年12月05日 | 無知

  昨日も「さて」で無知をさらけ出してしまいま したが、恥かきついでに、もう一つ、これも全く知らなかったことがありました。
  あの最近オークションで話題になったナポレオンの帽子に関することです。あの帽子は韓国系の人が落札したとネットで ありましたが、何にするつもりでしょう。よからぬことに使いそうな気がするのは考えすぎでしょうか。
  話がそれましたが、ナポレオンはあの帽子を向きを変えてかぶっていたのだそうです。

   北國新聞ホームページより 

   きょ うのコラム「時鐘」   20141127

  映画「カサブランカ」に登場(とうじょう)したピアノが約4億円で落札(らくさつ)された。昨夜どこにいたの?と聞かれて「そんな昔(むかし)のこと 覚(おぼ)えてはいない」のセリフが有名な名画である

  先日は、ナポレオンの帽子(ぼうし)が2億7千万円で売れた。このところ競 売(きょうばい)の報道 (ほうどう)が続いている。オークションは希少性(きしょうせい)と所有欲(しょゆうよく)で値段(ねだん)が決ま る。関心(かんしん)がなければゴミ同 然(どうぜん)のものに何億円も出す。「もの好きな」と思うが、それは想像力(そうぞうりょく)の欠如(けつじょ) かもしれない

  ナポレオンの帽子は元々(もともと)は縦(たて)にかぶる二角帽(にかくぼ う)だった。それをナポレ オンは横(よこ)にかぶった。縦のものを横にしただけで、一将校(いちしょうこう)が皇帝(こうてい)になり、世界 の歴史(れきし)が塗(ぬ)り替(か) えられた。その発想(はっそう)の源(みなもと)を語る品と考えると大変な代物(しろもの)である

  世界遺産(せかいいさん)と呼ばれる寺院(じいん)や街並(まちな)みも、 歴史を知らなければただの 古ぼけた壁(かべ)や柱(はしら)に過(す)ぎない。そこに先人(せんじん)の血(ち)と汗(あせ)と涙(なみだ) の跡(あと)が染(し)みこんでいると 思うから廃虚(はいきょ)ではなく「遺産(いさん)」になる。歴史という名の人間ドラマに思いが広がるのである

  「昔のことなど覚えちゃいない」とは「あなたのことは忘(わす)れない」と いう言葉の裏返(うらがえ)しだ。「思い出」には値段(ねだん)のつけようがない。

  あの肖像画などで見慣れた帽子が横向きにかぶっていたとは全く知りませんで した。まさか、知らなかったなんてことは無いでしょうから、やはり、何らかの意図を持って被ったのでしょうが、そこ まで見通していたなんてことはないでしょうね。

   ということで、ウィキで調べてみました。

  二 角帽子

  二角帽子(にかくぼうし、Bicorne)とは、角が2箇所ある帽子。18世紀後半から19世紀前半にかけて用いら れた。ヨーロッパやアメリカの陸 軍・海軍で主にかぶられていたが、ナポレオン・ボナパルトが使用していたことで最も知られている。ナポレオン時代の将軍 や参謀将校が日常的に着用したほ か、少なくとも第一次世界大戦頃までは正装用の帽子として広く生き残っていた。ビコルヌ、バイコーン、ナポレオン帽、山 形帽、仁丹帽(仁丹の将軍マークか ら)。

  三角帽子から派生した二角帽子は黒く、もともと縁の幅が広めになっており、正面と背面を折り曲げてピンで止めた半円 形だった。通常、正面には国籍や階級を表すコケイド(花形帽章)をつけた。

  後に形は三角形に近づいていく。両端はもっと尖り、花形帽章は右側面に付けられるようになる。このような形式になっ た二角帽子は コックドハット(Cocked hat) と呼ばれた。二角帽子は(ナポレオンのように)横に着用する場合と縦に着用する場合があった。

  成程、納得、とは言いながら、縦にかぶったイメージが掴み切れませんでした。でサーチしてみると画像がありました。

  二 角帽子

  これなら見たことがあります。これは東 郷平八郎さんですね。あれが二角帽子だったとは、知らないと言うことは恐ろしいものです。縦と横でこれ程イ メージが違うものとは想像もしませんでした。

 知らないことが多過ぎ! 


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