我が香川は、讃岐うどんでも分かるように昔は讃岐と呼ばれていたようです。そんな讃岐に慣れ親しんでいるので、見出しに「JR佐貫駅」の字を見つけて思わず反応して、その読んでしまいました。
まさか、この狭い日本に「佐貫」なんて駅があるとは想像もしていませんでした。やはり、無知は恐ろしい。
産経ニュースより 2018.6.28
当駅は「マザー牧場」最寄りではありません! JR佐貫駅、駅名変更で乗り間違いなくなる?
「ご注意! 当駅は、マザー牧場の最寄駅ではありません」
茨城県龍ケ崎市のJR常磐線佐貫駅。下り線のホームからエスカレーターを上がりきったあたりと、改札付近に貼られた注意書きに、こう書かれている。牛のイラストに「ここじゃないよ~」という吹き出しまで添えられている。
マザー牧場といえば、千葉県富津市にある観光牧場だ。四季の花や動物とのふれあいが楽しめることから、家族連れたちに親しまれている。佐貫駅のある龍ケ崎からだと優に100キロを超え、かなり遠いが、乗客が間違えてこの駅にたどり着いてしまうハプニングがあったという。
JR東日本水戸支社(水戸市)によると、電車の乗り間違いがいつ始まったのかは不明だが、理由は駅名にあった。マザー牧場の最寄り駅は、JR内房線の佐貫町駅(富津市)。違いは「佐貫」に「町」が入っているだけ。改札に来た乗客から「マザー牧場はどこですか」と聞かれ、駅員が「ここはマザー牧場の最寄り駅ではなく、常磐線の佐貫駅です」と応対したエピソードがあるという。
試しにスマートフォンを使って「佐貫」と入力すると、検索の候補に上がったのは「佐貫駅」「佐貫町駅」「佐貫駅 バス」の順だった。検索時に勘違いする可能性は排除できない。
マザー牧場も公式ホームページ(HP)に「茨城県に類似駅名『佐貫駅』がありますので、検索時はご注意ください」と記している。
マザー牧場の宣伝課担当によると、以前は「茨城まで来たんですけど、(マザー牧場が)ないんですが」「マザー牧場はどこにあるんですか」といった問い合わせが頻繁にあったが、今では、ほとんど聞かないという。HPでの注意喚起に加え、電車での利用客が減っているのが原因とみている。
実は、佐貫駅は平成32年に駅名が改称されることになっている。新たな駅名は「龍ケ崎市駅」。龍ケ崎市はJR側と協議を進めており、駅名改称で市の知名度を高めたい考えだ。
龍ケ崎市は当初、消費税率が10%に引き上げられる予定だった昨年4月に改称する計画だった。だが、消費税増税が見送りになったため、改称にかかる市の費用負担が削減される見込みがなくなり、時期を先送りしていた。
2年後に無事に変更できれば、駅案内板や車内放送などを通じて乗客らに「龍ケ崎市」の存在をアピールできることになる。龍ケ崎市は7月までにJR側と協定書を締結する考えだ。
もしも、観光客からの問い合わせが多い時期に佐貫駅の駅名改称が実現していたとしたら…。前出の担当は「何かしらのコメントができたかもしれません」と答えるにとどめた。
この「改称」によって、龍ケ崎市の知名度アップに加え、電車を乗り間違える事態が「解消」されることも期待してよさそうだ。(水戸支局 海老原由紀)
ここは、うどんは有名じゃないのでしょうか。「讃岐うどんはありますか」なんて聞かれた食堂は無いのでしょうか。
こうなると、同名の地名はもっとありそうですね。もしかしたら「讃岐駅」もあるかも。と言うか、「坂出」なんてあるのでしょうか。と言いながら検索もしない横着者です。
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