オランダが外国人参政権を早くから導入したものの今では社会問題になっている事が話題になっていますが、第1030話や第3659回で取り上げた自転車王国の方は上手くいっているようです。詳しい記事がありました。
時事ドットコムより
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先進国ではモータリゼーションに埋没してしまった観のある自転車だが、国を挙げて利用に取り組んでいる例もある。その代表がオランダだ。政府の奨励策を受けて都市部から地方まで全土に自転車専用道や専用レーンが張り巡らされ、通勤、通学、買い物の足として、またレジャーの道具として徹底的に活用されている。チューリップや風車だけではない、知られざる「自転車大国」をルポした。…中略
こうした政策や取り組みの結果、自転車の利用が増えているにもかかわらず事故は減少傾向にある。政府統計によると、国民の自転車による総移動距離は、専用道の整備に伴い80年から05年の間に約1.5倍に増えたが、逆に交通事故による自転車の乗り手の死亡人数は、約6割減の181人に抑えられている。
対照的に日本では、08年の死亡者数が717人で、98年からの減少率は27%にとどまる。自転車が絡む事故自体は同期間に13.6%増えた。オランダの人口が日本の半分であることを考えても死亡事故は少なく、専用道や安全教育の効果は明らかだ。…以下略
最近日本では自転車事故が増えたとマスコミが騒いでいますが、これなどもしかしたら自動車業界などの差し金じゃないかと疑いたくなります。
それに比べて、このオランダはきちんと取り組んで事故も減らしていると言うのですからその差は大きいものがありますね。
いろんな幸運にも恵まれたという事もあるようですが、やはり先見の明があったのでしょう。上手く行き出すと全てが良いほうに回転していく例でしょうね。
日本もこういう良い面は積極的に参考にして取り入れる一方、外国人参政権の様な失敗例は素直に参考にして欲しいものです。
これも政治家の差か!