習皇帝が子供の教育でもどんどんとんでもないことを進めています。ゲームの制限などは良い面もあると思いますが、この少数民族への言語教育強化は許せないですね。
宮崎さんが取り上げてくれています。この考えは、Chinaが世界制覇した暁は世界をChina語に統一するということでしょう。
兼ねてから主張している日本語を世界共通語にとの考えと整合性がとれないかもしれませんが、日本語ならともかく最悪のChina語じゃ最悪の世界が出来上がるだけでしょう。
それにしても、恐ろしい国です。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和三年(2021)9月23日(木曜日)
通巻第7064号
中国の普通語を少数民族に普及教育を強化
消えて行く少数民族の言語。幼稚園から洗脳せよ
中国は少数民族の言語を徐々に消してしまう方針で、実際にチベットでは、地元の住民でさえチベット語を喋らない若者が増え ている。
両親は当然、自分たちの言葉を喋るが、子供はチベットが出来ないというチベット人が大量に出てきた。
南モンゴル(内蒙古自治区)では90年代までは「バイリンガル」の言語教育を実施していた。21世紀に入ると、モンゴル語 のキリル文字表記をやめさせ、また高等教育では「第二外国語」として日本語と観光ツアー向けの基礎外国語の課程があったが、 これも中止した。
モンゴルでは「小学校からのモンゴル語禁止、すべての教育を普通語で行う」という方針に反対し、各地で抗議集会やデモが開 催されたものの、弾圧され、いまや反対の声も?き消された。
フフホトやパオトウの町からキリル文字の表記が消えた。1940年代から50年代初頭、モンゴルは自国語をキリル文字で表 記していた時代があった。現代でもウランバートルは、かなりの看板などはモンゴル語をキリル文字で表現している。この数年ほ どで、殆どはアルファベットと漢字表記に切り替わっているが。。。。。
新彊ウイグル自治区のおける大々的な方針転換は2014年からで、習近平は「テロリストとの戦い」を正面のスローガンに掲 げ、テロリストの侵入、イスラム思想の影響拡大を防ぐために、イスラム系少数民族のことばを禁止し、テロリストへの弾圧には 「一切の慈悲は不要」と宣言した。
2017年からは再教育キャンプ(つまり強制収容所)を各地に造成し、地獄の弾圧と普通語の強要をはじめ、これらを総合し て「中国教育現代化2035」(2019年2月23日、国務院通達)という。
くわえて「愛国教育の徹底」を少数民族地区、地方で徹底し、親にも子供に少数民族の言葉を使うなと強要した。達成した民族 は「模範的少数民族」と呼称した。
いまは小学校に入る前の幼稚園でも普通語による「愛国教育」が実施されている。つまり就学前の児童の段階から「洗脳」が始 まっているのである。
これも世界は見てみぬ振りなのでしょうか。それ以上に、次の総裁を狙うChinaの下僕河野はどう考えるのでしょうか。