最近のねずさんはお忙しいこともあって再掲が多くなりましたが、何度読んでも感動させられるものばかりです。
この水面上昇の話も考えさせられます。と言うか、やはり人類の歴史は地球の活動に翻弄されていることがよく分かります。所詮人間の力なんて小さなものです。
その人間が地球の支配者のような顔をして我が物顔で地球を改造しているのは神々から見たら笑い事でしかないのかも。
もっと、謙虚に生きる方法もあるのじゃないでしょうか。
何時ものように全文をリンク元で読んでください。
ねずさんの学ぼう日本より 2021/09/20
陸地だった大陸 棚
・・・略
では、進化は何によって起こり、そして何が生き残りの条件かというと、これが「適合」だと言われています。
環境に適合した者だけが生き残るのです。
まあ、当然だと思います。
567にしても、ウイルスに適合した人は生き残るのです。
このことを示す典型が、現代生きている多くの生物が、すべて脊椎動物である、という事実です。
哺乳類も鳥類も両生類も、それらはほぼすべてが脊椎動物です。
その脊椎動物の祖先は、カンブリア紀に登場したピカイアという生き物です。
ピカイアは、簡単に言ったら「背骨のあるナメクジ」です。
カンブリア紀は進化の大爆発が起きて、ありとあらゆる生命の形が地球上で模索された時代です。
この時代に、さまざまな進化の大実験が行われ、そして最後に生き残ったのは、なんと、もっともひ弱なピカイアだったのです。
なぜ、背骨のあるナメクジでしかないピカイアが生き残ったのかといえば、大切なのが背骨だけで、あとはいかようにも環境に適 合したからだとされています。
つまり、与えられた環境に適合することこそ、実は生き残りの条件だということができます。
人類はいまは沈んでしまっている大陸棚にかつて住んでいました。
そして、その海に沈んだ大陸棚で生活し、生まれた技術を持った人々が、Chinaに、台湾に、琉球諸島に、日本列島に、ボル ネオに、フィリピンに、インドネシアに、ベトナムに分散して住むようになったのであろうと思います。
つまり、人類みな兄弟なのです。
最低見積もっても、東亜の人はみな兄弟です。
共産主義などにかぶれて、互いの対立を煽る思想は、だから馬鹿げているのです。
私たち日本人は、弱肉強食の淘汰を望む民族ではありません。
もちろん共生種でもありません。
私たち日本人は、常にいまある環境に適合し、いまある環境を、みんなの創意工夫で、誰もがより豊かに、安全に、安心して暮ら せる国を目指してきた民族です。
つまり日本人は、あらゆる環境変化に柔軟に対応し、いかなる時代においても生き残る民族なのです。
人類を生んでくれた奇跡の地球をもっと大事にした方が良いのじゃないでしょうか。
それとも、いずれは太陽の膨張で滅びるのだから気にすることもないのでしょうか。