明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一休宗純のチエックをしていて鼻毛を伸ばしたくなる。こんなはみ出した鼻毛が似合う顔はそうないからだが、そうすると耳毛まで伸ばしたくなるではないか?私の“及ばざるくらいなら過ぎたる方がマシ“がどうしても顔を出してしまう。それはともかく。 自分がやったことに、いつもと違う何かに気付いて、ちょっと変えてみる。そんな変化を40年続けて来た。昨日まで思いつかなかった技術的なことに本日気が付いた。ちょっとした事ではあるけれども、つまり本日が制作上の最突端ということになる。そして気付いていなかった昨日には戻りたくない。こうやって変化を続けることこそ、一休いうところの冥土の旅に日々近付く恐怖に耐える、あるいは打ち勝つ唯一の方法であろう。一休に鼻毛を加えることにより、また何かが変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。

 



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