日本リウマチ学会の市民公開講座『最近のリウマチ治療』を聴きに、国立京都国際会館まで行ってきた。1400名の参加者でほぼいっぱいになった会場の空調はあまり良くなく、あちこちで咳をされる方がおられた。そのうち私も咳が出だしすぐには止まらなかった。そういう中、5人のスピーカーである医師・看護師のお話を熱心に聴いた。病気や体のことなどは、良く分からずに、医者から言われた通りのお任せスタイルでしか対応できないのが日常の生活。病気になった時に医者にお話を聞くが、『ああそうですか?』というぐらい。多少質問はするが、最適な治療選択の余地のないのが現状。幸い今まで健康体に育ったので、そう深刻な問題はなかった。あらためて、リウマチについて、5つの講演を聞くと、少しわかったような気持ちになった。それにしても、プレゼンテーションがうまい。パワーポイントの作り方、アニメーション、写真、動画、そして、話の仕方が実に、聞きやすく、さすが先生方である。
お話の中に何度も登場した『手遅れはない、必ず治る、あきらめない、ストレス』らは、人間の生きる基本の考え方があらためて重要であると感じた講演であった。