市議会を傍聴して ～危機的状態、目覚めよ市民～

久しぶりに、市議会６月定例会を傍聴。８名の傍聴。知り合いはいなかった。
●最初に、慰安婦問題、戦争認識、橋下発言に対する市長の見解を問うが、『あってはならない事だが、橋下個人の考えで、市長としては申さない』の一辺倒。
●もともと社会的政治経済問題に疎いので、河野、村山談議についても知らない様子である。自らの見解を持たないのは、誠に遺憾に思う。
●また、質疑で厳しく追及してくることは分かっていながら、事前勉強や回答の準備ができておらず、極めて甘い体質を市制全体において痛感する。
●首長として行政に責任を持つには資質がなく、その責任の重要性が本当に分かっていないとの認識をまたまた強めた。
●まともな回答が出せない、言葉が口ごもり不明瞭な声、笑ったり、周囲をきょろきょろ、ついに、質問者からまじめに聞き回答することを要求される。傍聴席からは、あまりにもひどすぎる姿に失笑の連続。
●高い都市計画税の質疑に、全く具体的でなく、これまたあらかじめ準備された答弁を何度も繰り返す、市の部長職、市内の実態を知っていないとすぐに分かると思われる稚拙な回答ばかり。
●これが市議会の実力とは誠に残念で、夢も希望もないといったところ。
●共産党女性議員の追求ばかりが好感を持てた６月定例会の幕開けであった。
●兎に角、議会運営における低次元さを改革しなければならない。徐々にと思う団体が多いが時間がたつだけであり、もっと必死な思いで取組んでいかなければ、この市は衰退の一途をたどるばかり。
●観光案内所の設置場所のやり取りで、１５年前から実施してきた、観光協会が決めること、市はそれに従うことといった市部長職、２～３０年昔の田舎町行政でストップしたままの町である。
※まさに、危機的実態を知り自ら行動するために、目覚めよ市民と訴えたい。