『東京物語』と『東京家族』 2014-01-02 17:39:38 | テレビ お正月のテレビといっても、凝りもしない相変わらずの『ワイガヤ』番組が多く、ただ笑いと受けばかりを狙うような低俗なもので、ほとんど観ていない。代わりに、珍しくDVDを見たり読書で時間をつぶしている。小津安二郎『東京物語』の昭和28年度版と現代版(東京家族)を観た。ストーリーは、時代に合わせて若干異なるがどちらも心に響くものがある。人間の本質的なこころは、同一のものであるということが理解できる。それにしても、いつの時代も最も大切な親子、父と息子の関係は複雑なものである。