「国民の声を聴き、丁寧に説明し、平和国家、日本を築き上げる」何度も聞こえてきたあの人の舌を噛みそうなセリフにプロの指導で、益々パフォーマンスが高まってきた。安全保障関連法、沖縄飛行場の辺野古移設、原発再稼働は、過半数という圧力で民意をねじ伏せ、ＴＰＰ大筋合意による農業問題、雇用問題の未解決が残り、東京五輪の建設計画や公式エンブレム選定のやり直し、なども日本らしくない大失態。勿論、あの人、政府自民党だけの問題ではない。しかし、本日の通常国会答弁を見ていても、益々、変に自信を持ったあの人の顔がおじいさんの妖怪に似てきたようでならなかった。岸佐藤長期政権を築いた兄弟首相、記憶にはあるが歴史的に偉大なるトップリーダーとして讃えられる人物でないことは、誰もが知っている。