衆院解散で与野党が短期決戦の衆院選に向けて活発な動きを見せている。政治は、選挙に勝つことが一番という明らかに間違ったことがまかり通る。国民の生命と財産を守ることが大義なのに、自己を守ることを優先して、恥ずべき行動にも、時間がたてば記憶が薄れ、悪びれずに、世間に再登場している。政治家だけでなく、芸能界、薬物違反、超過勤務、幼児高齢者虐待、病院事故、など不祥事が続出している。何がそうさせているのか?規制緩和の自由多様化受け入れ風潮が気になる。倫理道徳、礼儀マナーにかけた行為でも法に触れなければ、悪事も見つからなければという考えが横行するとともに、悪事認識の欠如も一般の国民のこころを浸食してきているのではないかと思う。百年の計ではないが、国民向けの倫理道徳教育の徹底と実践評価するのはいかがでしょうか。