沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

沖縄そば(23) みなと食堂

2020-05-03 | 沖縄そば
今回も横からパチリ。
伊江島や鹿児島行きフェリーが発着する本部港に隣接した「みなと食堂」です。
ちょうどバス停の前にある。
伊江島フェリー乗り場には待合室はあるけど食堂がないので、フェリー客で賑わう。

外観は古いけど、内部はきれいです。お母さんと娘2人で切り盛りしています。お母さんが17歳のころから食堂やってて、この場所に移転したと。延べ50年間。

妹さんは、昔、水族館のイルカのトレーナーをやっていたようで、誠にテンポよく仕切っております。
沖縄そばとソーキそばがあったけど、ソーキそば600円を注文。
店内は椅子席と座敷。壁はいろいろなもので飾ってあり、眺めていると、待っている時間を感じない。


出てきました。
驚き。

大盛りのソーキそばに、モズクと漬物3種と肉野菜が付いてきた。これで600円とは。
これまでの沖縄そばで、1番のコスパと言える。

スープ
美味しい。いけます。
元イルカトレーナーが、今ハマっているという「にんにく酢」を勧めてきた。
小針のそばを取り分けて、にんにく酢を少し垂らしてみる。
「おお、なかなか美味しいではないか。」お店の人が勧めるものに、間違いはない。
途中から本体にも垂らして、飲み干しました。にんにく臭さは感じない。

分厚いソーキが二切れ。食べ応えがあり、美味しい。味もよく染み込んでおります。
ナイスですね。

ヒラ麺です。いいね。ソーキそばは、みな大盛りサイズ。大盛りが嬉しい。
ヒラ麺は沖縄版のきしめんと言われますが、きしめんのスープはあっさり系の印象があります。
豚骨とカツオ出汁が効いた沖縄そばのスープにきしめんは合う。肉もある。

昆布に大きなカマボコも二つある。
付け合せも頂いて、美味しく、お腹いっぱいになりました。

「みなと食堂の唄」が壁に貼り出してあったので紹介します。

みなと食堂は味に笑って人に笑って丸ごと味クッター。おふくろの味に涙ぐむ。夢に笑って恋に笑って丸ごと味クッター。
ムルまあさん。全て美味しい。

ありがとうございました。

フェリー乗り場の様子を見てきました。

ここで体温チェックしています。
「旅行、レジャー、営業の方の乗船をお断りいたします」とある。
伊江島の診療所には、外科医しかいないので、発熱患者が出た場合の対応が難しい。入院施設も移動手段もない。ドクターヘリは輸送するのだろうか。
いつも大勢の待合室も寂しいです。

テッポウユリ も摘み取られて、寂しいです

ユリは花摘みをすると株が大きくなると言われており、来年までお預けです。
個人的には、今年は行きたかった。