数十年ぶりの兼六園です。
外国人が多かったですが、庭園の素晴らしさに、日本人として誇りに思いました。
兼六とは、相反するので難しい六つの景勝を、兼ね備えているという意味です。
1)宏大、2)幽邃、3)人力、4)蒼古、5)水泉、6)眺望
広大だと、静かな奥深さは無い
人工的だと、古びた趣きは無い
池や滝があれば、眺望は無い
という「庭園作りの難しさ」を克服していると。
1) 広いです。丁寧に造られ、初めて見る植物もあり、じっくり見ると2時間はかかります。
2) 人が入らない空間が奥深さを感じます。
3) 隅々まで人手が入っています。
添え木や支柱が枝を支えています。
雪吊りを毎年、丁寧に施しています。
雪の重みで枝折れすることを防ぐ技術です。
人力で草むしりして、苔の美しさを保ちます。
4) 古き趣きを感じます。
苔が美しい。不規則な石も、外側が曲線を描くように形を合せて並べると美しい。
根上松(ねあがりまつ)。何年かけて、この姿を。
竹の化石に見える手水鉢です。
5) 池や滝があります。
逆サイフォンの原理で、手前の木で覆うところから、隣の金沢城まで、Uの字で送水します。
池との高低差を利用して、噴水を作りました。日本最古の噴水だそうです。
6) 眺望も十分楽しめます。
遠くの山々と池が連なります。
高台にあることがわかります。
金沢は良きですね~。甥っ子くんが金沢大学でしたので夫の兄夫婦と遊びに行き、兼六園も行ってきました。風情があり落ち着く場所でした。その頃は外国人観光客も少なかったです。
雪景色の兼六園も美しいですね。✨
金沢大学ですか。新キャンパスかな。
栗林公園や偕楽園など大名公園は色々観ましたけど、兼六園が一番ですね。
雪景色も、きれいなんでしょうね。
東京から新幹線で2時間25分で金沢到着に驚きました。便利になりましたね。