今年の天候は9月が暑くて、雨が少なかったので、マツタケは不作だという予測が流れていて、僕もそう思っていた。
本来なら、10月上旬には上林の方から、収穫情報が流れてきて、イカリソウの山がある安場町は10月15日頃~11月10日頃までが収穫時期になっていた。
今年は10日~2週間時季がずれている、という話を聞いた。舞茸もそのくらい遅かった。
最近になって、「今年は結構良いぞ」という噂が聞こえてきた。「三本採れた」とか収穫情報が流れてきたので、これは行っておかないとと思い立って、山に入った。
シーズン初めての山入りのため、最初に山の神様に手を合わせて、ご挨拶して、無事を祈る。
山で一番出会いたくないのは、人間。以下、クマ、イノシシ、マムシの順番。
山の中、それも自分の山に人間がいるということは、マツタケ泥棒だ。相手も捕まったらどういうことになるか分かっているので、覚悟の上で入っているということは、武装もしているはず。
クマと出会ったら、こっちもパニックになるし、相手もパニックになって、クマは恐怖で襲ってくるそうだ。
そういうものと出会わないために、大声で「オーイ、オーイ」と呼びかけながら歩く。もし、いたとしても、こっちに気がついて逃げてもらうためだ。
林に着いて、さっそくマツタケを探すと…あった! 数本あがっていた。マツタケは食べるときよりも、見つけた時の高揚感がたまらない。
出ている箇所をみていると、どのような整備をする必要があるのかがよく分かる。
やはり、温度と水分だ。木の根元の股になっているところや尾根の脇のくぼんだところに出るのは、そこに雨水が溜まりやすいからだろう。
日の当たる斜面に生育するのは、温度が必要だからだろう。
もう少し整備する必要を感じた。
帰りに正暦寺に寄った。
昨日の片づけを手伝って、「玉川風うどん」をご馳走になった。「料理人たまがわ」は貝柱や甘エビでダシをとっておられた。しかし、最後の味付けはセルフになっていて、味ポンと白だしで味付けした。
夜は自民党員の方から、「支部執行部に意見を言いたい」と言われていたので、安藤幹事長にも来ていただき、食事をしながら話をさせていただいた。
意見を言われる人は、やる気のある人だ。話をすることによって、情報がさらに共有でき、そのやる気を行動に高めていただけるのだということを感じた。
自民党では11月5日(月)18時~豊里コミセン、7日(水)19時30分~鷹栖公会堂、8日(木)11時30分~農村婦人の家、9日(金)18時~高津コミセン、10日(土)18時~睦志公会堂、13日(火)18時~熊野新宮会館の市内6ヶ所で、党員・党友を中心としたブロック別懇談会を行うことになっています。