四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

それでいいのだ

2007年10月29日 | 論評・研究

 うちの会社に年に数回、置き薬の業者さんが来られる。竹内薬品の鈴木さんという方だ。

 うちの嫁さんは薬剤師で、今もドラッグストアで働いているので、「配置薬は割高だ」と言う。それで、置き薬を会社に置くのは迷惑だったが、最初に来た営業マンの迫力に負けて、思わず置いてしまった。これは僕にすると本当に珍しいことだ。

 営業の鈴木さんはゆで卵のようにプリンとした血色の良い顔をしておられて、いつも健康談義に花が咲く。置くのを止めても良いのだが、この鈴木さんが良い人で、いつも見本を何かしら飲ませてくれるので、置いてもらっている。うちの会社は配置薬をむやみに使われないように流し台の下に隠していて、売り上げには全く貢献していないが、「鈴木さんが 良い人で見本を飲まして下さるので、置いてもらっているんですよ」と言って、ちょっと無理やり今日もドリンクを飲ませてもらった。
 他にもニンニク卵黄と二日酔いの胃腸薬を飲んだ。ニンニク卵黄は「やずや」がCMをしているそれですか?と聞いたら、違うということだった。喜多薬品というところが出している商品で、鈴木さん曰く、これの方が良いらしい。

 夜は日本会議京都北部支部の例会に参加した。東京の日本青年協議会から、二人の若い男女が来ておられた。
 二次会では、様々な政治談議に花が咲いた。

 日本の保守がなくなりつつあることは、本当に嘆かわしい。自民党が目先の利権に惑わされ、本当の国士を自民党から排除しているようにも思う。
 国民も以前は自民党に不満があっても、「踏み外す」ことだけはなかったが、最近は裏を読まずにマスコミに踊らされる人が増えてきた。

 自民党もしっかりしないといけない。今日の人たちのうちの半分ほどしか自民党員でないという現実が嘆かわしい。「見た目愛国者」に騙されてはいけないのだ。

 先日、90代の自民党員の方が感激するような手紙を送って下さった。ブロック別の党員・党友懇談会への欠席の旨の連絡だったが、「『いのち』ある限り、自民党です」と書いていただいていた。
 私たちはこのような先輩が苦しみに耐え、築き上げてこられた自民党を日本の国を滅ぼしてはいけないと思った。

 お金や名声が全てではない。

 そういうことを堂々と主張できる政治にしなければいけない。自分がたとえどうなっても、それでいいのだ。自分で自分に納得できることが、誇りというものだ。そういうことを「斜交い」に観て、泥にまみれないことを賢いと思っている口だけの人がいかに多いか。そういうのは大嫌いだ。
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