長岡さんからの依頼で、朝8時から、岸本晃さん(有限会社プリズム プロデューサー)を水源の里に案内した。
岸本さんは、地域住民がビデオカメラを持って「住民ディレクター」となり、村おこしや町づくりのために情報発信を行う活動の支援を仕事にしておられる。元は読売テレビ系列のテレビマンで、「11PM」や「24時間テレビ」「笑点」「ズームイン!」などの番組に関わってこられたそうだ。
長岡さんからは少しお話をお聞きしていたが、一緒に回らせていただいて、住民ディレクター活動のイメージが少し現実的になった。今は1万円くらいで、編集ソフトもあって、少し見せていただいたが、あれなら簡単に映像編集ができそうだ。僕も欲しくなった。
まずは、睦寄町の古屋に入った。細見自治会長さんなどにお話を伺った。
しばらくすると、市が案内しているご一行が8台のバスに分乗し、2グループに分かれて水源の里見学に回っておられて、古屋にも入って来られた。
白川郷や美山の茅葺き集落のように、重要文化財として保全されているわけではないのだが、普通の民家が視察や観光の対象になる。時代が変わりつつあるんだなあと感じた。
バスを見送って、老富町の栃、大唐内、市茅野の3集落を案内した。
大唐内の入口の老富会館は新しくきれいになっていた。皆さんが集まって、視察ご一行を待ち構えておられた。
水田さんの家を訪ねたら、水田さんが「ベジタリアン祭」に持っていくパンの粉をふるっておられた。
帰りに典加さんがおられるかなあと奥上林小学校に寄ってみたが、どこが事務所か分からなかった。関西丸和の社員の方々が講堂でハチマキをして研修を受けておられた。
岸本さんには、昼ごはんをご馳走になり、駅までお送りした。
綾部には埋もれている深い歴史があり、それを丹念に拾い上げていくと、おもしろいことが分かるのではないか。
これからは目に見えないものに価値が置けるか、置けないか。20世紀と21世紀の境目はそこにあると思う。
目に見えないものとは、幽霊とか心霊現象のことばかりを言っているのではない。
信用や信頼も目に見えないし、空気(気)も目に見えない。
そういうような話をしたら、喜んでおられた。さすが、「愛は地球を救う」という番組をつくっておられた方だなあと思った。
夜はNEXTの例会だった。来週、NEXTツアーで敦賀に行って、みかん狩りとソースカツ丼を食べ、魚を買って帰って、夜は正暦寺で交流宴会になる。
3班に分かれて、それぞれがオリジナル鍋などを考えるらしい。僕は今りん隊長、ノリオ副長のC班に入った。