午前中、納品に行ったりして、11時前に「ゆらり」に向かった。
兵庫県小野市から、地域通貨かもんを発行しておられる方々16名が視察に来られた。地域通貨ゆーらのことについて、お話をさせていただいた。
以前に、小野市中央公民館の地域通貨講座の講師に呼んでいただいたことがご縁で、今回、視察に来て下さった。
ゆーらを継続することがいかに難しいかを説明させていただいた。
なぜ、難しいのか?
住民ディレクター講座の時に、「映像は“おまけ”」という言葉が出ていたが、地域通貨も「まちづくりの“おまけ”」でないといけないが、それ自体がどうしても目的化してしまう。
「ゆーら経済戦略会議」をした時も、「いかにして流通させるのか?」という問題提起がされるとそこから議論が脱け出せなかった。いくら説明しても、地域通貨は“おまけ”でその根本にあるまちづくりのことをもっと一緒に考えたいということは理解していただけなかった。
ゆーら企画でも試行錯誤しながら、そんな議論になり、一昨年、「ごはんの友コンテスト」を開催したりした。視察に来ていただいたり、講演させていただいたりすると、改めて自分たちの活動を少し客観的に眺めることができる。
食事中は雑談になり、僕が出た選挙のことや最近の政治の話題にも触れた。商店街活性化について、おもしろいアイデアと技術を持っておられる方もあったりして、楽しい時間を過ごした。