朝5時、実践倫理宏正会の記念朝起会に出席。今朝も会員の皆さんの演壇を聴かせていただいた。
6時半から、岡山電設の岡山秀行社長にご案内いただき、南丹市美山町芦生の森にある《マイクロ水力発電所》を見学した。
この施設は、環境省の地域グリーンニューディール基金事業で、府南丹広域振興局が設置した。発電所の上に建っている芦生山の家の使用電力のうち約3割を賄っているそうだ。
4基の発電機のうち2台は売電用で、維持管理経費はこの費用で賄っておられる。
ここは芦生の京大演習林の入り口にあるが、昔、京大が製材所を作るのに作っていた水力発電施設の水路や残骸が残っている。
砂防堰堤から水路を引き、簡易水道に使った残りを発電に利用しているとのことだった。
昨年、自民党府議団の勉強会でも《小水力発電》について学んだが、自然エネルギーの中では小水力がまだ可能性がある。障害は水利権など、既得権の問題だ。
しかし、発電量などを見ると、これで基幹エネルギーとするのは、なかなか難しいと感じた。
岡山社長からは、様々な他の発電のことも聴かせていただき、今後の参考にしたい。
午後は、中丹東土木事務所を訪ねて、関正典所長から調査をお願いしていたこと等の報告を聞いた。