朝、打ち合わせと来客。
午後は府議会で議員団会議。その後、農商工労働常任委員会に出席。
府南部での災害被害報告を聴いた後、府立林業大学校の状況や府内の林業について、調査を行った。
林大の只木良也校長にお越しいただき、お話を伺った。今西農林水産部長からも説明があった。
再来年には、林大の第一期生が卒業するが、卒業後の進路がしっかり確保されているのか?
新規就業に対する支援が農業のように制度としてあるのか?
「植えて育てる時代」から「伐採して利用する時代」とおっしゃるが、最近は植樹をほとんどしていないので、この先20年程で利用できる森林資源が枯渇するのではないか?
森林整備や林業振興は何十年、何百年という長期的視野で考える必要がある。京都府は全国に先駆けて“人材育成”に取り組んでいるわけなので、腰を落ち着けてじっくり“業”になり得るように取り組むべきではないか?
以上のような点について、質問や要望を行った。
日本は林業先進国のドイツよりも、森林面積は広い。木造建築の技術も伝統的に高い。十分に林業先進国になれる要素がある。