小源太は温二郎を相手に、学校で習った合気道をさっそく試していた。
土曜日の朝は今シーズン初めて山に入ったが、マツタケは気配が全然なかった。出るのは11月に入ってからか、今年はとんでもない不作なのか?
倒木がひどい状況だった。山が相当、高齢化してしまっているのかもしれない。
12時45分からは中丹文化会館へ行き、由良川元気サミットに出席した。中丹三市の小・中学生が様々な学習発表をする場として、毎年、開催されている。
綾部からは志賀小学校と綾部中学校が出場した。志賀小学校は志賀の七不思議の「ゆるぎ松」「しずく松」の伝説を劇で紹介していた。
14時からは、日本会議・京都北部支部主催の第2回憲法改正勉強会に出席。後藤尭支部長の開会挨拶の後、私も挨拶させていただいた。
講師は元海上保安官で、中国船による保安庁の艦艇への突撃の映像を流出させ、身を賭して日本人に危機を訴えようとされた一色正春さんと日本会議・大阪女性の会の丸山美和子事務局長のお二人だった。分かりやすく、国際情勢や領土問題について説明し、憲法改正の意義を説いていただいた。最後に安藤和明自民党綾部支部長も挨拶された。
夕方には奥上林の古屋へ。大阪から来てくれているホンホンたち、サクサクプロジェクトの皆さんが運営してくれている「自然×こども×IT」のイベントに合流した。夕食は、上林鶏の焼肉だった。古屋のおばあちゃん方も一緒に食べてもらった。
このイベントを機に、古屋自治会長の渡辺和重さん宅から、光を無線で飛ばして、公民館でもWi-Fiが使えるようにしてもらった。これまでは古屋に行くと、電話もメールもLINEも全く通じない状態だったのが改善され、画期的なことだった。
子ども達がワークショップをしている間、大人は外で火を囲んで懇談会。
栃の実おかきや栃の実クッキー、栃餅を子ども達が美味しい、美味しいと奪い合うようにして食べていたのには驚いた。「大人の味」かと思っていたら、そうでもないようだ。
お酒も飲んだので、今夜は古屋の渡辺自治会長宅に泊めてもらうことにした。築350年ほどの古民家で、参勤交代のお殿様も泊まったという由緒ある家で寝るのは初めての体験だった。
他の参加者も他の家や公民館などに分かれて泊まった。