四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

迷わず進め、正直の道

2017年11月21日 | 京都府議会

 21日(火)は午前中、府民生活厚生常任委員会管内視察で、綾部市にある児童心理治療施設るんびに学園(藤大慶理事長)へ。

 管外視察では同様の施設である大阪市立児童院を調査先に入れてもらい、委員の皆さんには大阪市の施設との比較もしていただきながら、京都府での虐待児童の心理治療の実態を見ていただいた。

 厚労省と文科省の狭間で、結局は心に傷を負った子ども達にそのしわ寄せを負わせてしまっている現状などについて、藤理事長から委員の皆さんに改善策の提案もしていただいた。

 

 午後は綾部高校同窓会主催「まごころ講演会」へ。講師冒険家大場満郎さん(山形県最上町在住)で、北極海と南極大陸の単独徒歩横断を世界で初めて達成された方だ。

 今から20年ほど前、大学を出て東京で勤めていた時、大場さんの冒険を支援する後援会事務局のお手伝いをしていた。

 いろいろな問題もあり、大場さんにはご迷惑もおかけしたが、大場さんの生き方や考え方、その経験から出る知恵には大きな影響を受けた。

 今回の講演テーマでもあった「迷わず進め、正直の道」座右の銘にもさせてもらっているし、「人は人なか、木は木なか」という言葉いつも思い出している。

 昨夜、食事をご一緒し、20年ぶりにお出会いした大場さんは64歳になっておられた。あの頃、大場さんは44歳だったのかと思うと、今、同じ年齢の自分はもっと大きな冒険をしなければならないという気にもなってくる。

 でも、大場さんは義務感や名誉欲で冒険をしたのではなく、やりたかったからやった、行きたかったから行った、という自分の気持ちに素直に自然体で今でも生きておられる。

 次にお目にかかるのはいつなのか分からないが、大場さんの言葉を改めて噛みしめるいい機会となった。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする