18日㈪朝、地震を知らせる警報音が鳴り、しばらくするとゴォーという地響きを感じた後、ぐらぐらっとした。綾部は震度2だったようだが、大阪北部を中心に京都府南部等でも大きな被害が出た。亡くなられた方もあり、心からお悔やみ申し上げたい。
午前中は天理教綾ノ本分教会の石田道一くんが来て、天理教災害救援ひのきしん隊についての説明を聞く。たまたまアポを入れていたのだが、実にタイムリーだなと思った。
天理教信者で組織され、120年の歴史を持つ全国最大規模の災害救援組織であり、各都道府県教区ごとに隊が置かれ、教区からの出動指令があると全国各地に赴いて災害救援活動を行うそうだ。
今後、綾部市もそういう組織と連携し、いざという時には支援してもらえればありがたいなと思い、一緒に綾部市に説明に行くことにした。
午後は6月議会に提案される予定の予算案について、箇所付けの説明に土木事務所や地域づくり推進室、森づくり推進室、公営企業管理事務所などから所長、室長などが13時半から17時半頃まで順番に来られて話を聞いた。
土木事務所予算は最近、綾部で目新しいものはないし、額も少ない。また、予算があっても、市内の建設会社が受注できているものが異常に少ない。
綾部市内では以前に比べると建設会社がずいぶん減っており、これ以上減ると災害時の緊急対応や除雪などに支障をきたすのではないか、と今後の検討、改善を求めた。
19日㈫は朝から京都へ。11時頃に府議会に着き、議会事務局と常任委員会の視察の打ち合わせをしたり、自然環境保全課から奥上林君尾山の仁王門のところにトイレ設置する予算について説明を受けた。
午後は府民ホールにて、京都府開庁150年記念式典に出席。
故野中廣務先生や京セラの稲盛和夫名誉会長、茶道裏千家の千玄室大宗匠、㈱島津製作所が150年記念特別功労表彰を受けられた。
山田啓二前京都府知事も特別感謝状を受けられた。綾部市からは今年は福井圭介さんが環境保全功労者として表彰されておられた。
来賓祝辞の後で「京都府の歩み」として、京都学・歴彩館の金田章裕館長(京都大学名誉教授)がスクリーンに写真を映し出して説明されたが、1枚を除いて全てが京都市内に関する写真や資料であった。
「京都府」というより「京都市の歩み」と言えるようなものだった。平安時代から説明されたが、京都市以外の歴史はほぼ触れられることはなく、京都市の記念式典のようだった。
唯一の京都市以外の写真は「何鹿郡の郡是製糸工場」であり、貴重な一枚に選んでいただいて光栄なことだった。
夜はサッカーW杯の日本対コロンビア戦をテレビ観戦。
コロンビアは応援団も多く、世界ランキングでも大きな開きがあるので、戦う前から圧倒されていると感じていたが、開始早々、1点を取り、2対1で歴史的な勝利を収め、W杯を観るのがますます楽しみになった。なんとか決勝トーナメントに進出してほしい。