12日㈯、超大型台風が日本にやって来て、朝から綾部でも雨風が強くなった。
由良川ほかの市内河川の水位はさほど上がらなかったし、雨量が多かった奥上林でも累計100ミリちょっとだったので、あとは暴風を心配したが、それも何ともなく、夜には無事に近畿への影響がなくなった。
一方、東海・関東・北陸・東北では台風が猛威を振るい、夜が明ければ大きな被害が出ているのが分かるだろうと感じた。
実際に多くの方が亡くなられたり、行方不明になられ、負傷者も数多く出ている。人家や農地、商店、工場、観光施設、福祉施設などの民間被害も大きい。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々には一日も早い復旧を願い、心からのお見舞いを申し上げます。
昨年の9月府議会の代表質問で「予期できない堤防決壊等で被災された中小企業への支援のために相互扶助方式の共済保険制度等を全国で創設するべきではないか?」と質問し、それを受けて、西脇知事は経産省や中小企業庁に要望して下さった。国の回答はそんなに良いものではなかったが、そういうことをしっかりと国が考えるべきだと改めて感じた。
家や工場・建物、機械、農機具などの個人的被害にも手を差しのべなければ、気持ちが復旧してこない。「自己責任」ばかり言っていても始まらない。
13日㈰朝、綾部地区秋祭りの神輿渡御中止の連絡があった。由良川の増水状況を見に行ってみたら、流れは激しかったが水位は安定していた。
午前中は相談のため、事務所に来客あり。その後、事務作業を行う。
夜はラグビー日本代表とスコットランド代表との試合を観戦。見事、日本が勝利して決勝トーナメント進出を決めた。こんな日が来るとは思っていなかったので嬉しかった。
14日㈪、体育の日で祝日だが雨模様。10月10日は特異日で晴れることが多かったが、今の形になってからは天候が悪い。
10時から新しい市民センター(あやべ日東精工アリーナ)の竣工式に出席した。綾部駅北の元神栄の工場跡地に総事業費21億円の新たな市民センターがオープンした。災害時の避難所も兼ねており、綾部では初めての冷暖房完全整備の体育館だ。武道館もここに統合され、新しい良いものができた。
綾部中学校吹奏楽部の演奏と京都産業大学チアリーダー部の演技が披露された。