30日㈬、夜は西八田地区での「御用聞きの会」を農村婦人の家で開催。西八田地区は地元の市会議員さんがおられないため、隣接の東八田の酒井裕史市議、吉美の藤岡康治市議が参加された。
会場の掛け軸には「日日是好日」の文字。連日、各地を回らせていただいているが、まさに「日日是好日」。毎日、大変勉強になる話を聴かせていただいている。地域は毎日動いている。こんなもんだろうと思っていて、その通りのこともあるし、そうでないこともある。その地域に住んでいる人でなければ分からない話を聴き、現地を見て、対策を考える良い機会だ。
11会場目ともなると、同様の課題も見えてくる。府道や河川の草刈りのことは、どの地域でも話題に上る。街路灯に関する質問も多い。府道の街路灯は府が設置するのは基本的に交差点のみになっているが、府道沿いにもう少し設置してほしいという声がある。府が今、進めようとしている電線の地中化は結局、都市部や観光地だけのことだろうから、地中化の計画がない自治体では大通りや通勤・通学で多くの人が通るところなどにも街路灯を設置してもらえるように議会で訴えていこうと思う。
主なご意見は「2軒の家が浸水するところの道路側溝を府議から土木事務所に要請し、直してもらった。先日の台風の際に状況を見たが、おかげでよく流れていて被害がなかった」「災害多発しており、ため池が心配だ」「下八田の九出川の浚渫をしてほしい。いつも浸水する民家が数軒ある」「下八田公会堂裏に昭和51年にかかっている橋の管理が自治会になっているが、本格的な橋でとても管理できない」「岩王寺の下の階段の脇の市道に崖が崩れてきそうだ。擁壁等で対策ができないか?」「治山ダムに土砂が溜まっているので一度見て欲しい」「府道の草刈りを上までしてほしい。一度してもらったら、次は地元でもやるが、とても我々ではできない状態になってしまっている」「工業団地の通勤者がたくさん通られるが道路が暗い。街路灯をつけてほしい」「府道上八田淵垣線の拡幅を!」「京都縦貫道の側道、藪呂池への道が崩れている。府道路公社でしっかりと管理をしてほしい」「西八田小学校付近は企業の事務所や商店が建てられるように農振除外すべきだ」「27号線の整備を進めていただき、感謝している。引き続き、整備をお願いする」「カラスの被害が深刻。なんとかならないか?」「鳥獣が数が多すぎる。個体数を減らす大幅に対策を!」というものであった。
ひとつひとつの質問にお答えしながら、意見交換をさせていただき、1時間半や2時間があっという間に過ぎていく。まだまだ言い足りないことも皆さんあるのだろうと思う。「どんなことを言われるのだろうか?」との緊張感もあり、家に帰ると高揚して、しばらく眠たくならない。
「府政報告会スタイル」だと1時間話して、20分ほど質疑応答があるかないかで終わるが、「御用聞きの会スタイル」は冒頭に10分ほど話して、あとは質疑応答になる。結局は質疑応答で話している時間も合わせると30分~40分は自分でしゃべっているのだが、まとめて30分話すよりも、一問一答式の方が周りで聞いている方々も分かりやすいのではないかと思う。発言することによって参加者の意識も高まるし、このやり方はなかなかいいなと我ながら感じている。
あとは3会場。10月31日㈭19時~鍛冶屋公民館、11月7日㈭19時~吉美農振センター、11月15日㈮19時~奥上林林業者等健康管理センターです。どんなことでもご要望や疑問やご意見を話していただくもよし、他の方の話を聴いて思われたことを言われてもよし、聴いているだけでもよし、です。
また、うちにも「御用聞き」に来てほしいと思われる方があれば対応させていただきますので、お気軽に四方源太郎事務所(電話43-1001)までご連絡ください!