四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

現地確認と中筋地区「御用聞きの会」

2019年10月28日 | 議員活動

 28日㈪、11時から自民党綾部支部の役員会を開催。11月30日に計画している石破茂代議士を招いての「政治経済懇談会」について相談

 役員のお一人から日本経済新聞の世論調査によると、安倍総理の後継として期待される1位:小泉進次郎環境大臣、2位:安倍総理に次いで、3位は石破茂元幹事長となっているとのこと。同じ山陰地方の政治家として陽の当たらないところに光を当てていただける方だと期待している。ぜひ!ご参加ください。

 時間があったので、市議会についての報告種清喜之幹事長から綾部市の新総合計画について、市議がそれぞれの意見を出し合い、それについて部会を作って検討しているという状況等について聞き、役員で意見交換した。

 

 午後は「御用聞きの会」要望のあった箇所について、現地確認に回った。

 まずは口上林の井根川橋道は狭くはないが、道路構造上なのか、中上林方面からの通行車がセンターラインを越していく傾向がある。

 梅迫旧道のクランク昔からの課題。側溝を一部ふさげば、バスや救急車等の通行もしやすくなるかな。

 志賀郷の災害復旧現場早期の工事着手が求められている。

 その近くの道路幅員が狭い箇所。たしかにカーブになり、狭くなっている。

 何北中学校前の犀川護岸の根元が削られている指摘のあった箇所

 崩れていると指摘された犀川と西坂川の合流点を見に行ったが、大丈夫そうではあった。どこから見たらいいのか分からず、堤防上をウロウロ。マムシがいないかな?と心配し、ひっつき草にやられながら…。府には経過観察を求めておこう。

 明日、土木事務所長のところに要望に行くので、これまでの「御用聞きの会」での要望箇所について、一応、自分の目でも確認できた。

 

 その後は「げんたろう新聞」の配布に。新聞を配っていただけなくなった地区もあり、他の方にお願いできければ、配れなくてもやむを得ないと思っているが、うちの事務所でやれるところまでは直接配ると言ってくれている。それもだんだん増えてきたので、最近はできる時は一緒に配っている。日頃、歩かない地域を見るというのもいいことだ。

 先日、僕が留守中に事務所にお電話いただき、「主人に新聞をもらっていた。亡くなったので止めて欲しいが、自分も楽しみに読んでいたので、演説会などには行けないが新聞だけもらうことは可能ですか?」とおっしゃったというおばあさんともたまたま出会うことができて、しばしお話した。「主人が81歳で亡くなってから、世の中では人生100年時代と言い始めた」と嘆いておられたので「今の時代なら、まだまだお若かったですね。僕にできることがあれば何なりとまた事務所に連絡ください」と励ました。

 

 事務所に戻って、明日要望に行く資料の整理をして、中筋ふれあいセンターでの「御用聞きの会」へ。高橋輝市議にも同席していただいた。中筋地区大槻富美雄連合自治会長から自治会長さん方に声をかけてもらったので、多く出席していただいて、それぞれの地域課題を聴かせていただいた。

 主なご意見としては「大島中自治会内のヒナサキ谷の砂防堰堤から出てくる水の溢水対策をしてほしい」「最近、皆伐された山が崩れてくるのではないかと心配している。専門家の知見を得たい」「街路灯がなくなって暗い。どうにかならないか」「中筋地区内に子どもが遊べる公園が欲しい」「内水対策。延町の古川樋門は対策していただけるが、上延町前田や沢、高津の線路の北側など他にも被害が出るところがある」「避難所開設は自治会役員でやっているが、高齢でもあるし、自分の家も心配」「公民館や学校の避難所がバリアフリー化されていない」「荒倉川の浚渫を!」「大水の際に下水処理場からの逆流があった。対策を!」「安場町の府道三差路のヘアピンカーブが危険。一旦停止線を引けないものか」「夕陽ヶ丘の砂防堰堤の隣りにV字の崩壊がある。市道の法面のブロックが膨らんでいるところがある。大丈夫か?」「市道法面の草刈りが急斜面で住民がやるのが危険になっている」「安場川の浚渫を。根本解決策はないものか?」「鳥ヶ坪から広域農道に出る市道幅が狭い。法面を埋めて歩道を作れないか?」「マツタケ振興のための松枯れ対策の薬剤に補助を復活してほしい」「上延で救急車の入らない市道橋の拡幅を!」「由良川の堤防上に距離とかを示す標示ができないか?歩く励みになるし、歩いてもらうことで由良川の状況監視にもなるのではないか」「民生委員のなり手がない。自治会で選び出せというのはもう無理がある」「延町はあやバスが入ってこない」「安場町は10年先どうなるんだろう?という心配がある」というものだった。

 中筋地区は綾部の中では比較的、若い住民の多い地区であり、人口も多いので、要望内容が他の地区と若干、違う点もあった。

 災害時の避難所運営や自治会運営に関しての話もあった。災害時の避難所運営については自治会三役だけでは負担が重いので、僕らのような消防団OBや消防団に入っていない一般市民、出動がかかっていない市職員などから「防災ボランティア」を募るのも一案かもしれないと思った。

 また市職員による「担当自治会制」を創設し、各自治会長さんの相談に乗ったり、市との連絡役を務めたり、市からの委託事業を共に進めていくことも必要ではないかと感じている。


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