8月1日㈯、梅雨が明け、本格的な夏らしい暑さとなってきた。
10時から綾部市の市制施行70周年記念式典に出席した。西脇隆俊知事にもお越しいただいた。
70年前の昭和25年8月1日に綾部市は誕生した。当時は戦争からの復興いまだならず、食糧も乏しく、決して豊かとは言えなかった時代だったことだろう。衛生環境も整っておらず、様々な疫病にも苦しみ、乳幼児の死亡率も、今よりずっと高かった。
しかし当時の市民は他者依存ではなく、自分で生きようとする力がずっと強かったことだろう。コロナに怯え、こんなに混乱させられている今の時代を見れば、当時の人達は私達に何を語りかけるのだろうか?
コロナによって参加人数等も縮小されての開催となったが、客席の方々は正面を向いて黙って座っているので、もう少し人を入れても特に問題はないのではないかと感じた。壇上にももう少し人がいた方が華やかだったように思う。
夕方からは、綾部市名誉市民となられた由良産婦人科医院の名誉院長である由良源太郎先生の受章祝賀会(発起人代表:塩田展康綾部商工会議所会頭)に出席し、乾杯の発声をさせていただいた。
由良先生は昭和6年1月10日生まれ。京都大学医学部を卒業後、大学病院等の勤務を経て、昭和42年4月から由良産婦人科医院の院長として、2万人を超える子どもの出産に関わられただけでなく、綾部商工会議所会頭、綾部市体育協会会長、日東精工㈱代表取締役会長、綾部恵比寿神社奉賛会長などを歴任されました。昨年は自然災害で財政難に苦しむ綾部市に多額のご寄付もいただきました。
由良先生とは住んでいる自治会が隣りで、息子さんと同級生だったので、小学生の頃には家に遊びに行かせていただいたことも何度かある。
また、同じ正暦寺の檀信徒として、先生のご長男と共に2年前に総代を引き継がせていただいた。綾部恵比須神社奉賛会長も昨年、引き継がせていただいた。
名前が同じ「源太郎」でもあり、名前に恥じぬよう、由良先生のように綾部市に貢献できる人間になりたい。