27日㈭、14時から日東精工アリーナにて「綾部森の寺プロジェクト」(四方八洲男実行委員長)の初会合に参加した。綾部市、綾部市教育委員会、綾部市観光協会、NPO法人北近畿みらい、綾部商工会議所、綾部の文化財を守る会、FMいかると関係寺院のご住職にも参加していただいた。
京都府教委の文化財保護課を通して申請した文化庁の補助金を受け、国宝や国の重要文化財の海外発信事業に取り組むことになった。今回、綾部で対象としているのは光明寺の二王門、二王像、安国寺の仏像、正暦寺の涅槃図となっている。
「森の寺」というのは、京都市内の有名寺院を「町の寺」として、それと対比させ、魅力をアピールしていきたいと考えている。「海の京都」「森の京都」と同じ発想だ。
コロナ後の「新しい観光」は「スペースが広くて、自然豊かな場所を少人数で訪ねる」という形が増えてくるものと考えている。その際に海外の観光客に動画等で説明をしたり、AR(拡張現実)などの新しい技術で文化財を360度から観ることができるようにしていくことになっている。
あわせて「温故知新プロジェクト」も動いており、こちらでは南丹市美山町のかやぶきの里を中心に、かやぶきの作業体験や宿泊などを多言語対応できるような整備も進めていくことになっており、南丹市の職員の方々にもお越しいただいた。
終了後は記者会見にも同席した。夜は、久しぶりに玉川さんと会食に。