四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

看護師免許登録の際の診断書

2023年03月07日 | 論評・研究

 昨日、空を見上げる不思議な二つの星が縦向きに並んでいた。

 

 日㈪朝から京都へ。並松地区の由良川築堤も着々と進んでいる。

 12時半から議員団会議、13時30分から府民環境・厚生常任委員会出席審査依頼事項等の採決の後、請願審査、府民環境部の所管事項の質問。

 京都泊。

 

 日㈫今日は49才の誕生日。たくさんの方にメッセージをいただき、ありがとうございました。

 11時から公舎会の会議に出席。北部府議の宿舎であった公舎が数年前に廃止され、その代替宿舎であった平安ホテルやルビノ堀川もこのたび閉館することになった。今後の対応について以前から協議しているが、議会事務局からなかなか次の案が提示されない。

 12時半から議員団会議、終了後、スカウト振興議連の役員会。13時半から府民環境・厚生常任委員会で、健康福祉部の所管事項の質問。

 先日、看護師の国家試験に合格した女の子から違和感を指摘された「看護師免許の登録申請の際の診断書」のことと、「看護師国家試験の会場が、関西では大阪にしかない」ことに関して質問した。

 指摘を受けて調べてみる「診断書」には5つの診断項目があり、「目が見えない」「耳が聞こえない」「口がきけない」「精神機能の障害」「麻薬等の中毒」を診断することになっている。

 

 耳が聞こえない看護師も現実にはおられるので、こういう診断が免許登録の申請の際に本当に必要なのか疑問を感じる。「精神機能の障害」というのも、精神障害者に対する差別ではないかと感じる。障害があっても働ける働き方があるので、最初から排除するような書類はなくしてほしい。

 京都府には「これから看護師になろうとする若い人たちの違和感にも配慮し、できるだけ不必要なハードルをなくすよう厚労省に申し入れてほしい」と要望した。そういうことを考えないと看護師不足」はなかなか改善されないのではないかと思うし、障害のある方への差別や偏見を厚労省の書類が助長しているのではないか感じる。

 看護師の国家試験も、せめて各都道府県で開催できるようにすべきだ。


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