3日㈮、朝、電車で京都へ。天気が良かったので、二条駅から府庁まで歩き、途中で昼ご飯を食べた。
12時半から議員団会議、13時半から副委員長を務める府民環境・厚生常任委員会に出席。報告事項の聴取と議案の質疑などを行った。
同時刻に開催されていた農商工労働常任委員会では、「京都フードテック基本構想」の最終案が報告され、その中に「農林水産技術センターの機能強化を図るため、亀岡市に設置している研究施設を綾部市の畜産センター・農業大学校用地内に移転・集約し、分野横断型の研究体制を構築するとともに、スマート技術や高機能性新品種、有機栽培などフードテックを活用した次世代型農林水産業の実現に向けた生産技術の研究開発・実証及び人材育成を行うための拠点を整備」という文言が入った。
亀岡市にある農林水産技術センターが綾部市豊里地区の以久田野に移転してきて、綾部市が京都府における農業研究や後継者育成の拠点となる方向性が示されたことであり、綾部市にとっては大変ありがたい。
農林水産技術センターの研究者も農大生の「人力」を活用した研究ができるし、農大生も府の研究者や職員との共同研究に参加できることで、より高いレベルの技術を身につけることができる。これを機に、農大は2年制から4年制になるようにしたい。
財源の課題はあり、まだ数年かかるプロジェクトではあるが、府立農大や畜産センターの周辺で建物やほ場、倉庫、温室等の新築や改修と機械設備の更新が必要であり、50億~60億以上が綾部で投資される大きなプロジェクトになるものと期待している。
夜はグランヴィア京都にて、自民党府議団の今期最後のお別れ会に参加。西脇知事をはじめ、副知事、企画理事、部長、教育長、議会事務局長ら、理事者にもご出席いただいた。
引退される小巻實司府議(下京区)、前波健史府議(伏見区)、菅谷寛志議長(山科区)、井上重典府議(福知山市)がそれぞれ挨拶された後、みんなで和やかに懇親した。
終了後は、電車の時間待ちで舞鶴市の池田正義府議、福知山市の家元優府議と京都駅で二次会をして、三人で特急に乗って帰った。
4日㈯、朝7時に家を出て、妻と小源太と3人で園部駅へ。駅前に車を停めて、京都そして東京へと向かった。小源太が来月から東京の大学に通うので、住む場所を探しに行った。府議選も今月末に迫っているし、今は議会中でもあって、今日くらいしか時間が取れなかった。
妻からは「東京に土地勘がないから場所を考えてくれ」と言われたが、私も東京に住んでいたのは、今から26年前の大学卒業後の約2年弱だけで、よく分からない。東京に住んでいる弟の耕治に相談したり、ネットで物件を探してみたりしたが、どこに住めばいいのか?と困っていた。
そこで、友人で東京13区(足立区)選出の土田慎代議士に相談したら「自分の選挙区の綾瀬駅周辺は都心より家賃が安く、周囲の環境も良くて住みやすいですよ」とアドバイスしてもらった。
私は26年前には小田急線沿いの千歳船橋駅近くに住んでいたので、都心から西に離れていくことばかり考えていたが、東というのも確かにあるなと綾瀬駅前の不動産会社の社長を紹介してもらった。土田くんの選挙区に住んでいてくれた方が何かと安心だなとも思った。
土田くんのお世話によって、紹介してもらった不動産屋さんから何件か物件を案内してもらい、なんとか物件の当てはついたので、綾瀬駅周辺を少し回って、買い物場所などを確認した後、通学経路をたどって大学を見に行き、18時過ぎの新幹線に乗って、22時頃に綾部に帰ってこれた。
「弾丸の旅」は疲れたが、決めることができてホッとした。