16日㈭、10時から京都府立中丹支援学校(高野美和校長)の小学部、中学部の卒業式に出席。ここ数年、コロナ禍で卒業式、入学式、運動会など、全ての行事で来賓出席がなく、支援学校に行くのは久しぶりだった。
中丹地区の学校はどこも児童・生徒が減少していると思うが、支援学校は増えていて、教室が足りなくなっているそうだ。
支援学校の前の府道は、歩道整備とS字カーブの改良があと少しの付帯工事を残して立派に完成していた。通行車両の安全はもちろん、支援学校の子ども達の通学や校外活動の安全も確保されたことは喜ばしい。
来賓として来られていた福知山私市の自治会長さんがこの道路工事に関して、「府の土木事務所の設計ミスがあったのに、それは自分のところの管轄ではないと土木事務所の担当者が言う」と相当強く憤っておられたので、「地元からそんな苦情は聞いてないな」と思いながら、式の後、地元の方に事情を確認しに行った。
確認してみると「付け替えた水路のことで、工事後に改良が必要な点があったが、それは土木事務所と地元自治会で協議し、すでに改良工事がなされた」とのことで、現状は「特に問題になっていない」ということだった。
今後、路肩の雑草の管理が地元ではできないので、「京都府の敷地内は全てコンクリートを敷設してもらう約束になっている」とのことで、それについても「これから工事が進められていくだろう」とのお話だった。
合わせて、福知山私市の自治会長さんがおっしゃっていた堤防の高さが支援学校の裏手だけ低くなっていることについては、平成25年11月に国交省が地元で説明した資料には「将来整備する」と書いてあった。ちょうど午後に、本田太郎事務所の西地康宏秘書が来られたので「その説明内容が今でも生きているのかどうか、国交省に確認してきてほしい」と依頼した。
中丹支援学校のPTA会長さんからは「福知山側から来た車は、支援学校の手前に急な下り坂があってスピードが出るが、支援学校が存在することが分からないので、それを示す看板等ができませんか?」と要望されたので、それは中丹西土木事務所長に電話して、支援学校の校長先生を通してPTA会長さんと連絡をとってほしいとお願いした。
夜は豊里地区にお住まいで、私の父と同級生でもある元綾部森林組合長の四方悦郎さん(写真右)、元私市郵便局長の塩見祐二さん(写真左)と後藤光市議との懇親の場を作っていただいた。
四方悦郎さんが森林組合長時代には、平成27年に成立させた「京都府豊かな森を育てる府民税」の実現に向けて、私が自民党府議団をまとめ、四方さんには森林組合連合会をまとめていただいて、幾度も「作戦会議」をしながら進めていった仲だ。
組合長退任直後から「近々、また林業に関する情報交換をやりましょう!」と誘っていただいていたのだが、コロナ禍などで実現できていなかった。
農業、林業は綾部市にとっても重要な産業であり、豊里地区にはその関連施設もたくさんある農林業の中心地であることから、今後もご支援ご協力をお願いした。