四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

石破茂新総裁が誕生!おめでとうございます!

2024年09月27日 | 政治活動

27日㈮決戦の金曜日。朝から京都へ。自民党総裁選の党員・党友票の開票が都道府県連で始まり、NHKが速報を流している。

 12時半から議員団会議。13時半からは政策環境建設常任委員会(宮下友紀子委員長)に出席した。

 所管事項「北陸新幹線」のことを質問した。

 

質問「我々議員には与党PTに説明された後の報道発表以上の情報が入ってこないが、京都府は国交省と鉄道運輸機構が事務局を務める【北陸新幹線事業推進調査に関する連絡会議】に出席しているので、それ以上の情報が入っているのか?」

答弁「京都府にも報道発表以上の情報は入ってこない」

質問「会議はどういう形式で行われるのか?国交省への質問はできるのか?」

答弁「会議はWebで行われ、質問はできるが、まだ調査中、検討中という答えしか返ってこない。満足できる回答はない」

質問「与党PTの議事録は情報提供されないのか?」

答弁「与党PTは非公開なので、議事録は京都府にも公開されない」

質問「京都駅南北ルートだと3.9兆円(最終的には5.2兆円)、工期は新大阪まで25年という数字は出たが、これで現行のスキームでの京都府の負担金額は計算できるのか?」

答弁「何にいくら?という詳細の金額が分からないので計算できない」

質問「京都府で計算することはしないのか?」

答弁「そもそも、京都府は『受益に応じた負担しかしない』とずっと主張しているので、その計算をする意味はないと考えている」

質問「山陰本線が並行在来線になるという話は出ているのか?湖西線は?」

答弁「新幹線が特急の代替となる場合に並行在来線となるので、山陰本線が並行在来線になることはない。湖西線はそれに当たる可能性はある」

質問「昨日、広島でシールド工事による大規模な陥没事故が発生した。広島は直径5mだが、北陸新幹線で想定されるシールドトンネルの直系は倍の10m。影響は大きくなると考えるのか、変わらないと考えるのか?」

答弁「シールド工事を行うゼネコンの担当者は『変わらない』と言うと思います」

 

 やり取りをしても又聞きの答弁しか出てこず隔靴掻痒の気持ちになり、委員長に「国交省の課長が今度、自民党京都府連の勉強会にも来るようなので、府議会のこの委員会で参考人として呼んで、直接話を聴いたらどうでしょうか?」と提案し、委員長からは「その件は後日、検討します」と回答があった。

 国交大臣は「沿線自治体に丁寧に説明をするように!」と指示されているようなので、ぜひ府議会に何度も来てもらって、質問や意見交換していきたいと思っている。

 

 委員会が終わって、控室に戻ったら、ちょうど自民党総裁選の決選投票が終わったところだった。

 1回目の投票では1位高市早苗候補181票(議員72、党員109)2位石破茂候補154票(議員46、党員108)という結果で、上位2人による決選投票に移っていた。

 京都府連の得票高市3643、石破2454、小泉1323、林656、小林585、上川237、茂木108、河野98、加藤88、無効53という結果だった。西田昌司府連会長自ら熱心に応援されていた高市候補にずいぶん差をつけられたが、京都の国会議員は誰も石破候補を応援していなかった中で、よくこれだけ多くのご支持をいただいたと思う。

 

 そして、決選投票の結果石破215高市194という、わずか21票差石破茂候補が自民党総裁に選出された。

 これまで何度も苦杯をなめてこられた石破先生がようやく総裁になられて、本当にうれしい。同じ日本海側の人間として、国土の均衡ある発展にご尽力いただきたいと期待している。

 ただ、これは石破新総裁のスタートラインでしかないので、自民党が国民の皆様に信頼される政党として変わっていくよう思い切った党改革を進めていただけるようにと期待している。

 私はこれまでと変わらず、地方の一人の議員、党員として、日本のため、京都府のため、綾部市のために頑張っていきたい。

 本当に良かった。ホッとしました。ありがとうございました!


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