四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

私学助成の充実強化等に関する勉強会

2024年09月05日 | 京都府議会

日㈭朝8時に家を出て京都へ。10時から自民党府議団政調会「私学助成の充実強化等に関する勉強会」に出席した。

 私学からは京都府私立中学高等学校経営者協会の中井博之会長(京都共栄学園理事長)以下、役員の方々が来られた。例年は自民党の私学議連の役員だけが会って要望を受けているが、今年は府議団全員向けの勉強会が開催された。

 私学側の説明の後、私は「昨年度の入学生は私学側が定員を440人オーバーしており、それはほぼ1校でその数をオーバーしたということを文教常任委員会で文教課長に確認したが、今年度はそれが是正されたのか?今年度入学生で私学側の定員オーバーは何人だったのか、分かりますか?」と質問した。

 私学経営者協会は「手元に資料がない」とおっしゃったので、「文教課はどうつかんでますか?」と聞くと、文教課長も「手元に資料がない」とおっしゃった。

 私学側からは「昨年度の定員オーバーは230人ではないでしょうか?」と後から答弁があったが、私が常任委員会で確認した数字と合わないので文教課長に質問したところ、「計算方法が違うのではないかと思う」ということだった。

 これについては12時半からの議員団会議で、文教課に改めて説明を求めてほしいとお願いした。

 

 他にもこれまでから議会で主張していることを意見として述べた。

 私学が奨学金や授業料減免を「専願」での入学者に限っているとか、「専願なら合格させるが、併願だと落とす」と専願誘導が過熱するあまり、そのしわ寄せが中3生と保護者にいっていることを改善してほしいと求めた。特進とかスポーツ推薦以外は併願と専願の区別をなくし、自分が行きたい学校の受験をチャレンジできる権利を保障してあげてほしい。

 「綾部市のように公立高校1校しかない町にとっては、この1校は絶対になくせないが、私学も公立も地域にとっては重要な教育資源なので、互いに共存できるよう協力していきましょう」と理解を求めた。

 

 12時半から議員団会議に出席。会議の後は綾部に戻った。

 夜は19時から、会長を務める綾部中学校PTAの運営委員会に出席した。

 11月1日の「ライブオリンピック」でPTA合唱を発表します。練習は3回行いますが、当日だけの参加でも構いません。ぜひ多くの皆さんのご参加をお待ちしております。

 次年度の役員選考に向けての相談もあり、あとはいくつかの行事を終えるとPTAも卒業することになる。

 20歳の小源太が6歳で綾部幼稚園児だった14年前に綾部幼稚園PTA会長を務め、綾部小学校PTAの監査と会長、綾部高校PTA会長、そして綾部中学校PTA会長を2回、妻も綾部幼稚園PTAと綾部小学校PTAで副会長をやり、ずいぶん長くPTAにお世話になった。あと半年を無事に勤め上げたい。

 綾部幼稚園PTA会長の時は幼稚園保育料の値上げ反対の陳情を他の2園の会長と共同で市議会に提出し、1年は値上げを止めることができた。幼稚園で親子バーベキュー大会をしたことも楽しい思い出だ。

 綾部小学校PTA会長としては「綾小応援団」という地域ぐるみで綾部小学校を応援していただく組織を作り、学校の施設改善や綾部幼稚園の廃園反対を綾部市と綾部市教育委員会に要望に行き、トイレの改修や体育館の床や屋根の改修が進んだ。

 綾部高校PTA会長の時はコロナであまり活動できなかったが、市外の生徒が増えていることから、次年度役員に福知山市、舞鶴市から入ってもらうことにチャレンジし、何名か入っていただくことができた。

 綾部中学校PTA会長としては、先生と保護者の交流によって綾部中学校の風通しを良くして、前向きな学校経営が進むようにしたことと、綾部市PTA連絡協議会の改革について昨年度から提案しており、最後はそれを少しでも進めて卒業できたらと考えている。


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