四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

総務・環境常任委員会

2011年12月12日 | 京都府議会

 府議会の総務・環境常任委員会に出席。

 報告事項について、質問と要望をした。

①入札制度の改革について

 おおむね改革の方向は理解できる。

 しかし、継続審議となった《予定価格の事後公表》について、「厳格なコンプライアンス体制の構築が前提条件」とあるが、公務員である以上、こんなことは当たり前で、すでに前提としてあるのではないか。

 早期の実施を求める。

②地域貢献企業からの物品等の調達制度について

 府内の中小企業で「地域貢献」が認められる企業を随意契約の少額発注等に優先させることを24年度から実施するとのことで、大変ありがたいことだと思う。

 9月の委員会でお願いしたことに沿って立案していただいたのはありがたいが、「地域貢献」の中身が「京都はあとふる企業」「京都モデル ワーク・ライフ・バランス認証企業」「消防団協力事業所」に限られている。

 北部は社長自身が消防団員であるような小さな企業や商店が多いので、幅を広げて考えてほしい。

 また、物品調達だけでなく、企画の仕事などにも範囲を拡大してほしい。

 黒瀬総務部長からは、「おっしゃっていただいたことを踏まえて、今後さらに検討する」と答弁がありました。

 12月19日から、登録申請の受付が始まります。

③留学生倍増アクションプランに関して

 プランは良いことだが、大学生を想定しており、大学の少ない北部ではほとんど効果がない。

 北部では、中・高にも範囲を拡大してほしい。その際には、府教育委員会ともしっかり話をして、その都度の対応ではないシステムを府で構築するよう要望する。

④府のアクションプランの政策検討委員の人選について

 北部の状況が分からないままでプランが練られている感が否めない。

 委員に一人も北部在住者がいないのではないか?ぜひ配慮をお願いしたい。

 児島知事室長からは「今年度はすでに動いているので、来年度からはその点、しっかり配慮した人選をする」とお約束いただきました。

⑤指定管理者選定について

 指定管理の選考経過資料が少なすぎる。利用者増などが図られているのか、数字を挙げてしっかりと説明してほしい。

 井上政策企画部長からは、「次回からそういう資料もつけるようにする」と答弁がありました。

 議案の付託事項に関しては、全委員から質問なしで終了した。

 夜は、自民党府議団1期2期会に参加し、会派運営、議会運営、政策立案などについて、意見交換を行った。


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TPP 賛成OR反対

2011年12月11日 | 政治活動

 9時頃から事務所で仕事をして、11時に高倉支部長、高橋副幹事長と共に、自民党府連の政務調査会主催の《TPP勉強会》に出席した。安藤副支部長とは現地で落ち合った。

 京都文教大学の依田教授がコーディネーターとなり、京都女子大学の鳥谷教授(推進派)、伊藤教授(慎重派)のお二人による討論が行われた。
Dscf3285  結果は論点整理の域を出なかった。どちらの先生も確信を持って言えるわけではなく、「交渉なので、良い条件が引き出せるのなら賛成、引き出せないなら反対」という点は一致していた。

 結局は、野田総理や民主党にその交渉能力や決断力があるかといえば、「それはない」ということになると思うので、やはり、僕は《慎重》という立場だと改めて思った。

 大店法改正をアメリカに要求されたとき、ドイツは「それは都市文化政策である」として、認めなかったが、日本は「中小商店や商店街の保護」という論法しか使えず、「障壁だ」と言われて改正させられたと伊藤教授がおっしゃっていた。

 日本の政治家も、国づくりの信念や思想をしっかりと持つべきだろう。

 帰りの車の中でも、三人でいろいろと話しながら帰ってきた。


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自民党綾部支部 政経懇談会

2011年12月10日 | 政治活動

 11時から、石破茂前自民党政調会長をお招きしての、《第3回自民党政治経済懇談会》を京 綾部ホテルで開催させていただいた。

 自民党綾部支部の役員さん方に大変お世話になり、たくさんチケット販売をしていただいたおかげで、250名を超える多くの方々にご参加いただくことができました。

 心より、厚く厚く御礼を申し上げます。

 二ノ湯智府連会長、山崎善也市長はじめ、多くのご来賓の皆様にもお越しいただきました。

P1050153 P1050170 P1050189P1050183 P1050194_2 P1050201 P1050232 Isiba P1050238 P1050298 P1050318 P1050456 P1050464  さっそく、1名の新規入党があり、他にも数名、この場でお声かけいただき、入っていただけそうな方が出てきました。

 石破先生のお話も大変評判が良く、本当に良かったです。

 これからも自民党が信頼され、相談される党になるよう活動の充実に努めます。

 ぜひ、皆さんのご入党をお待ち申し上げております。

Akusyu


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1月あやべ寄席、ゲストはナオユキさん

2011年12月09日 | アート・文化

 一般質問の最終日

 自民府議団1期生の兎本和久府議が、道路問題や鳥獣害について質問された。

 同じく自民府議団の桂川孝裕府議は、府が新設を計画しつつある《サッカー場》の場所選定について質問された。

 亀岡市、城陽市、京田辺市、京都市あたりが手を挙げようとしておられるのか。サンガのメインスタジアムになるということだろうか?

 夜は、綾部ロータリークラブの忘年例会に出席し、乾杯前にご挨拶させていただいた。

 その後、遅れて、《あやべ寄席》の忘年会に出席し、来年1月29日(日)に予定されている『第11回あやべ寄席』のチケットやチラシを受け取った。

 今回のゲストは、《2011R-1グランプリ》で決勝進出された《ナオユキ》さんです。

 22時過ぎからは、哲史さんに事務所に来ていただいて、明日の《自民党政治経済懇談会》の最終打ち合わせをした。


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日韓議連

2011年12月08日 | 京都府議会

 朝、車で府庁に向かった。

 昼の団会議を経て、午後は一般質問4日目

 ひきこもり支援《チーム絆》の活動を公明党の林府議が質問された。

 同じ自民党1期生の能勢昌博府議も初登壇され、教育委員会が現場の教師をしっかりバックアップできているか?という点などについて質問された。

 夜は日韓議連の総会があり、韓国民団の方々や在大阪韓国総領事などがお越しになった。

 僕は民団婦人部の方々と同じテーブルになり、日本と韓国の間のいろいろな問題について、意見交換をさせていただいた。


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初登壇

2011年12月07日 | 京都府議会

 11時から、警察署の耐震補強について、自民党議員団の勉強会に出席。

 綾部警察署は比較的新しいので、建替えではなく、耐震補強が数年後を目途に行われるということだった。

 午後、一般質問の4人目で、初登壇の順番が回ってきた。
Img_0146  京都南北の人口格差を縮めることは、京都府全体にとって、いかに有益かということと、北部に地の利を活かした新しい雇用を創造するための《森林環境税》導入を強く主張した。

 京都市から北部に人口20万人を移住させよう!という『京都北部50万人計画』も主張した。

 さすがに初めてで緊張して落ち着いてやれなかったので、まだまだこれから勉強だと思った。

Img_4714  この質問に関して、議場にいた方に「源太郎くんの質問どうでした?」と聞いていただいた方があり、後日、その感想を御手紙で知らせていただきました。

 「久しぶりに印象的な質問でした。なかなか質問者の思いのこもった明快で張りのある質問に接することは少ないのですが、四方さんの質問には久しぶりにしっかり耳を傾けました。実はあれから会社に帰って、その話をしたんですよ。『若い人を会社でも、もっと表に出さないと』と」と書いて寄こしていただいて、大変うれしく、ますます頑張ろう!という気持ちを強くすることができました。ありがとうございました。

 会派控室に戻ってからも、「あれくらい踏み込んで言うといたらええんや」とか、「綾部の状況がよく分かった」とか、「源太郎さんの『京都北部50万人計画』を僕は支持します」とか、「提案型のシンプルで新人らしい良い質問だった」と皆さんから励ましていただいて、ありがたかった。

 夜は日中友好議連の総会に出席し、電車で綾部に帰った。

 大きく疲れた一日だった。


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公舎会

2011年12月06日 | 京都府議会

 一般質問2日目。 

 改正NPO法に関する質問があり、来年度から地方分権で、京都市内の法人認証事務が京都市に移管されるため、府が扱うNPO法人は1000から300ほどに減るということが分かった。

 夜は恒例の公舎会

 忘年会も兼ねてということで、知事、副知事、総務部長、議長、副議長、各会派団長と代表幹事、議会事務局長にもご参加いただき、大勢での会となった。

 公舎に戻って二次会があり、その後、初めて公舎会メンバーが全員揃ったからと三次会も行われ、北部の様々な課題について話し合った。


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一般質問始まる!

2011年12月05日 | 京都府議会

 今週は、一般質問の発登壇石破茂代議士を綾部に招いての《自民党政治経済懇談会》の準備が重なった上に、京都に2泊していたため、全くブログ更新ができず、申し訳ありませんでした。

 12月5日から一般質問が始まり、初日は自民党から石田宗久、安田守府議が登壇されました。

 石田府議には、京都縦貫道も含めた高速道路整備の促進と過疎高齢化に悩む農山村を支援する取り組みの充実を訴えていただきました。

 安田府議は、《受動喫煙防止条例》の制定を求められ、知事は府民の健康維持と観光都市としての環境づくりのため、前向きに検討する旨を表明されました。

 他にも、公共事業の充実を求められた山田知事は、《府民公募型事業の強化》の方針などを示されました。

 夜は、自民党綾部支部の役員会。12月10日の政経パーティに向けて、打ち合わせやチケット販売の状況確認などをさせていただいた。


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山ノ神神社

2011年12月04日 | 寺社行事

 午前10時から、東神宮寺自治会(安積将明会長)で主催しておられる《山ノ神神社祭礼》に、安藤市議と共に出席した。
Dscf3243  通称“寺山”、本当は“藤山”のふもとに位置する山ノ神神社は地元自治会の皆さんが長くお守りされている。

 僕は初めて参拝させていただいた。

 祭礼後は、焼き鳥や竹輪と竹筒酒を焚き火の周りでいただいた。

 下の公会堂では、神宮寺の文化祭が行われており、婦人会の皆様による“うどん”を食べさせていただいた。

 夜は、大槻進さんが《生涯スポーツ功労者》として文部科学大臣表彰を受けられたお祝いの会に出席した。


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並松町自治会役員会

2011年12月03日 | 一般

 午後、自民党綾部支部・田中定蔵最高顧問の奥様の葬儀に参列した。

 今週は毎日のように訃報が入り、葬儀に参列した。お世話になった方々が次々と世を去られ、やむを得ないことではあるが、さびしい1週間だった。

 夜は、並松町自治会の役員会兼役員慰労会に出席。体育部長としての任期も3月の総会までとなり、あとわずかになった。

 副部長の村木伸ちゃんが並松ソフトボール部の活動をまとめたDVDを作ってくれて、役員の皆さんに見ていただいた。
 とても喜んでいただき、来年は新体制で、まず1勝を!と励ましていただいた。

 自治会員の有志の皆さんにお金を出していただき、ユニフォームと帽子を新調する計画も着々と進んでおり、元旦の互礼会で御披露目することになっている。


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消費増税について

2011年12月02日 | 論評・研究

 一川防衛大臣が、野田内閣のとんだ“足ひっぱり”になってしまっている。一川大臣は三重大学出身なので、ちょっと残念なことだ。

 山岡大臣といい、小沢グループの大臣はやっぱりダメなんだなあと感じるが、消費税に関して、増税に進めるのなら、民意を問わなければいけないという小沢氏の主張は正しいものだと思う。

 民主党がそれは再三再四、言ってきたことだ。消費税の問題で、一気に総選挙へ向かっていくのかもしれない。

 消費増税について。

 なぜ、増税かというと、国の《財政再建》のためだ。

 国には1000兆円近くの借金があるというが、財務省の見込み資料を見ると、借金の内訳には様々なものがある。

 特例国債、いわゆる赤字国債は問題だが、建設国債など目的のある借金とは分けて考える必要があるのではないかと思う。

 個人の借金でも、生活費が足りなくて借りるのと、家を建てるためのローンとは借金の意味が違う。

 会計仕分けをして、貸方に建設国債を上げると、借方には道路や橋、建物などの資産が上がる。

 そして、これまでの国の投資は太平洋側を中心に行われてきた。

 その借金によって《財政再建》をするというのなら、増税は過去の投資の恩恵によって差をつけるべきではないのか?

 日本海側は整備が遅れ、いまだに新幹線はおろか、高速道路すら満足に開通していない。

 消費増税は各税務署管内ごとに、税率の差をつけたらどうかと思う。5%のところや15%のところがあっても良いのではないか。

 戦後、太平洋ベルト地帯に国土軸が形成され、日本海側は廃れた。
 デフレといっても、大阪市や京都市の不況と我々の不況とは全く質が違う。ここで大幅な増税をかぶせられたら、どうなってしまうことかと思う。

 夜は、綾部市体育協会の《納会》に参加させていただいた。最後に万歳三唱の音頭をとらせていただいた。


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12月議会はじまる!

2011年12月01日 | 京都府議会

 12時半から議員団会議。その後、13時から府議会の12月定例会が開会した。

 会期決定などの後、山田知事から議案の趣旨説明を受け、全員協議会で黒瀬総務部長から議案のもう少し詳しい説明を受けた。

 今回の補正予算111億9100万円で、うち基金積立金96億2300万円なので、そんなに大きなものにはならない。
 年明けにはすぐに新年度予算が出てくるため、年末年始を乗り切る経済・雇用対策、節電対策、震災への支援、国の三次補正に対応した予算案ということになっている。

 北部関連では、京都舞鶴港機能強化事業(コンテナトライアル補助金の加算、舞鶴国際埠頭の荷さばきヤード拡大)に6900万円などがある。 

 府議が毎月一人7万円を出して、総額5千万円を震災復興に充てることを9月議会で決めたが、今回、東日本大震災復興支援金2100万円という予算も計上されている。

 また、この12月議会では、初めて一般質問の機会をいただくことになった。

 質問の日時は、一般質問初日の4番目となり、12月7日(水)14時45分~15時15分くらいになりそうです。(時間は前後する可能性があります)

 テレビ中継はありませんが、インターネット中継はあります。

 「京都府の南北格差解消に京都府は主導的役割を果たし、政策面でも南から北への人口移動を誘導するべきではないか」という点と、「北部の人口増のためには、雇用拡大が重要。北部の地の利を活かした雇用拡大には農林業の振興が欠かせない。そのための財源確保のために《森林環境税》を府も導入すべきではないか」という点について、質問したいと思っています。

 夜は消防団定例の巡回広報に出た。


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