四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

山家地区での「御用聞きの会」

2019年10月15日 | 議員活動

 15日㈫81年前綾部尋常高等小学校3年生の子ども達が描いた絵画10点がドイツで発見された件調査をして、ようやく亡くなられたお姉さんが絵を描いたという方会うことができた。

 そこからお姉さんの同級生を何人か紹介してもらったが、すでに御年90才で病床に臥せっておられたりしてお話できなかったり、電話が通じなかったり…。

 午後、綾部小学校村上元良校長、綾小応援団の林多嘉子副会長とで、どう調査していくかについての相談。

 林さんが知人に電話して聞いていただいたら、ご兄弟の方は判明したが、ご本人は昨年お亡くなりになっていることが分かったり、この人は絶対に描いた本人だと思って僕も電話をしたが、同姓同名の別人であったり、なかなかご存命の作者にたどり着けない。

 

 夜は山家地区での「御用聞きの会」地元荒木敏文市議にも同席いただき、20名を超える皆さんに集まっていただいて、約2時間、国、府、市、JRなどに対するご要望やご意見を聴かせていただいた。後援会上野秀巳支部長さんには声をかけていただいて参加者を募っていただいた。

 主な意見「人口減少で地域の担い手を今後どうするのか?」「府道広野綾部線、国道27号の工事進捗は?」「林道整備に力を入れてほしい」「高齢になった時の交通手段確保は?」「通勤圏になるために山陰本線の複線化をぜひ!」「市道の草刈りが高齢化と人口減少でできない」「山家でひとつの営農組合を作って、山家全体の農地の世話をする体制を」「山陰本線沿線の草刈りをしてくれたが、刈り残しがある」「上原から下替地の間に土捨て場がいくつかあるが、道路がドロドロになっている。いちいち連絡しなくてもキレイにして欲しい」「公会堂改修に市や府の補助はあるのか?」「家の裏山の危険木を伐採するのに補助はないのか?」「府道広野綾部線で冬場特に凍てる箇所がある。対策を!」「橋上川の護岸改修したところに水位計を付けてほしい」「綾部市や京都府の財政状況は?」ということであった。

 質問にお答えしながら、府に対する要望については後日、まとめて土木事務所等に伝え、改善できる箇所は改善をお願いすることをお約束した。

 大きな課題については現状の経過を説明し、今後も力を入れて取り組むとお話した。


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あやべ日東精工アリーナの竣工!

2019年10月12日 | 議員活動

 12日㈯超大型台風が日本にやって来て、朝から綾部でも雨風が強くなった。

 由良川ほかの市内河川の水位はさほど上がらなかったし、雨量が多かった奥上林でも累計100ミリちょっとだったので、あとは暴風を心配したが、それも何ともなく、夜には無事に近畿への影響がなくなった。

 一方、東海・関東・北陸・東北では台風が猛威を振るい、夜が明ければ大きな被害が出ているのが分かるだろうと感じた。

 実際に多くの方が亡くなられたり、行方不明になられ、負傷者も数多く出ている。人家や農地、商店、工場、観光施設、福祉施設などの民間被害も大きい。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々には一日も早い復旧を願い、心からのお見舞いを申し上げます。

 昨年の9月府議会の代表質問「予期できない堤防決壊等で被災された中小企業への支援のために相互扶助方式の共済保険制度等を全国で創設するべきではないか?」と質問し、それを受けて、西脇知事は経産省や中小企業庁に要望して下さった。国の回答はそんなに良いものではなかったが、そういうことをしっかりと国が考えるべきだと改めて感じた。

 家や工場・建物、機械、農機具などの個人的被害にも手を差しのべなければ、気持ちが復旧してこない。「自己責任」ばかり言っていても始まらない。

 

 13日㈰朝、綾部地区秋祭りの神輿渡御中止の連絡があった。由良川の増水状況を見に行ってみたら、流れは激しかったが水位は安定していた。

 午前中は相談のため、事務所に来客あり。その後、事務作業を行う。

 夜はラグビー日本代表とスコットランド代表との試合観戦見事、日本が勝利して決勝トーナメント進出を決めた。こんな日が来るとは思っていなかったので嬉しかった。

 

 14日㈪体育の日で祝日だが雨模様10月10日は特異日で晴れることが多かったが、今の形になってからは天候が悪い。

 10時から新しい市民センター(あやべ日東精工アリーナ)竣工式に出席した。綾部駅北の元神栄の工場跡地総事業費21億円の新たな市民センターがオープンした。災害時の避難所も兼ねており、綾部では初めての冷暖房完全整備の体育館だ。武道館もここに統合され、新しい良いものができた。

 綾部中学校吹奏楽部の演奏京都産業大学チアリーダー部の演技披露された。


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上原町の農地・水・環境保全活動

2019年10月10日 | 議員活動

 10日㈭午後、京都国際会館での京都府戦没者追悼式に出席した。

 終了後は15時からと18時から、2件の面会を済ませて最終の特急で綾部に戻った。

 

 11日㈮よく晴れているが、台風の接近が不気味。すごい大きい台風らしい。被害がないことを祈りたい。

 午前中、上原町農地環境保全組合谷垣正義代表からの依頼で、京都府の表彰調査に同席させていただいた。

 改めて、上原町での農地・水・環境保全事業の取り組みの説明を聴いた。里山ねっと・あやべ婚活サポート「るん」との共同事業にも取り組んでおられ、外部の方々との交流も積極的に行われていることがよく分かった。

 今年度からは蕎麦の栽培も行われており、山家駅前の「ふれあいの駅」で蕎麦も食べられるように目指しておられるそうだ。

 審査員大学の先生や農協、土地改良、府農林水産部などの方々が務めておられ、最後に質疑応答が行われていた。


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綾小応援団

2019年10月08日 | 教育・子育て

 8日㈫、午後は「げんたろう新聞133号」ラベル貼りのお手伝いに来ていただき、一緒に作業をした。

 

 夜は綾部小学校にて、綾小応援団の会議に出席。

 綾小応援団2016年度PTA会長だった時に設立した。綾部小学校区の自治会、公民館、民生委員、主任児童委員、見守り隊、あそびの城、読み聞かせの会等と綾部小学校PTAが連携して、綾部小学校の教育活動を応援しようという目的で集まり、会長には綾部地区自治会連合会長に就いていただき、事務局長PTA会長が務めることにして、必要な経費はPTAが持つことになっている。

 2016年度以降の歴代PTA正副会長も役員に名を連ねており、PTAを卒業した後も綾部小学校に協力している。2016年度PTAは綾小応援団の「言い出しっぺ」でもあり、今日も当時の山口、藤井副会長揃って出席してくれた。

 11月2日㈯9時~12時綾部小学校「綾小子どもまつり」が計画されており、今日はそのための準備作業を中心に会議が進められた。

 村上元良校長先生からは、綾小応援団の本部事務所を学校内に設け、民生委員さんをコーディネーターとして綾小への協力拠点として活用していくことや学校の日頃の様子などを伝えていただいた。

 

 もうひとつ。東京芸大の大学院生から綾小に電話があり、「80年前に綾部小学校の児童が描いた絵が10枚、ドイツの一般家庭で発見された」とのこと。

 絵の裏には描いた児童の名前があり、もう80代後半の方々なので、どれだけお元気でおられるかは分からないが市民新聞などの協力を得て校長先生が描いた方々を探されるそうだ。戦前の綾部の街、丹陽教会や綾部大橋、由良川の屋形船等も描かれていた。

 

 会議の後現PTA会長大志万さんを含め、2016年当時の役員の皆さんと懇親会に行った。


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自民党府議団報告(京都新聞に掲載)

2019年10月07日 | 京都府議会

 7日㈪昨日10月6日付の京都新聞朝刊の4面「自民党京都府議会報告」を掲載している。

 今年度から自民党府議団の広報委員長となったので、内容や構成など、できるだけ関心を持ってもらえるようにと考えている。予算要望や勉強会等の写真をできるだけ大きくして議員の顔が分かるようにしたり、少しでも見やすくするために写真を多く載せたいと思っている。

 今回は新総合計画に関する特別委員会の総括質疑があったので特別号であり、定例会ごとの通常号は11月17日㈰の京都新聞朝刊に掲載します。


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御用聞きの会スタート!

2019年10月06日 | 議員活動

 6日㈰、朝5時から実践倫理宏正会の記念朝起会に出席し、挨拶をさせていただいた。安藤和明市議、片岡英晃市議も来ておられた。

 9時からは綾部地区自治会連合会と綾部地区公民館による体育レクレーション大会(梅原哲史実行委員長)に参加。温二郎友達と一緒に参加するからとついてきたが、上の子達はもうついてこない。

 約200名の綾部地区住民の皆様と共に、由良川沿い4.7キロを歩いた。今年からコースが変わったが、変化や起伏があり、眺めも良いので良いコースだと思った。

 今朝、妻が急に出勤することになったので、代わりに温二郎と友達のショウキくんを連れて、あやべ球場と約束していたあやべ温泉に行った。

 あやべ球場では中学生の硬式野球・綾部パワーズの練習試合があり、甥のトキヤが出場しているので応援に行った。相手は大阪の豊中ボーイズで、トキヤは1番キャッチャーで出場していた。

 パワーズの選手たち綾部幼稚園のPTA会長をしていた頃の幼稚園児や小源太の同級生たちばかりなので親近感を持って応援できた。あの可愛らしかった幼稚園児が、こんなに大きくたくましくなっていることに驚いた。

 5回の表まで終わって、0-1とパワーズが負けていたが、温二郎が早く温泉に行こうと言うので球場を後にした。

 

 あやべ温泉に着き、多少の車酔いした二人とまずはご飯を食べ、その後、温泉に入った温泉はリニューアルされていて、内装が少し変わっていた。日曜日だからか、市外からのお客さんらしき方々がたくさん来ておられた。

 

 夕方、家に連れて帰った後、事務所で事務作業し、夜は物部地区での「御用聞きの会」下市公民館で開催した。

 出された話題「犀川の全面的な土砂浚せつが必要」「何北中学校前や下市の橋の下流の護岸の根っこがえぐれかけている」「西坂川と犀川の合流点の護岸が崩れかけているが大丈夫か?」「府道の歩道に草が繁茂しており、なんとかならないか?」「草が生えるのは歩道に土が乗っているから。土を取り除く維持整備も必要だ」「府道綾部宮津大江線の今田町のところの災害復旧工事の今後の進捗は?」「堤防に草が生えているのが何とかならないか?」「人口減少への対策は何かあるのか?」「中丹の農業者の高齢化率は高い。対策は?」「防災情報の連絡方法がない」「子どもの通学路に街灯が少なく、危険だ」というようなことであった。

 人口減少対策では「教育移住」を提案していること、トレーラーで運べる小さな家を開発し「定年移住」を進めることなどを説明した。

 農業問題では綾部市が三セクで農夢を設立した理由「農業経営の大規模化を進めるため」であって、やはり農夢に小規模経営体が合流していくことも含めて「大規模化して資本を集中投資していく」こと、「ブランド化の推進で魅力的な加工品開発をしていくことが重要ではないか」という話をさせていただいた。

 地元種清喜之市議、柳原秀一市議にも出席していただいて、それぞれ綾部市での取り組み状況について答えていただいたり、柳原市議からは防災無線の現状や今後の検討事項についての説明もしていただいた。

 挨拶や選挙演説などで一方的にお話をする機会は多いが、少人数でまちづくりを語り合う機会は少ないので、たいへん勉強になった。これからも下記の12ヵ所で開催予定ですので、ぜひご参加ください。

 どんなご質問、ご意見も、綾部の未来の発展につなげていきましょう!


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上林禅寺での府政報告

2019年10月05日 | 議員活動

 5日㈯朝からいい天気で、暑いくらい。

 9時からグンゼスクウェアでの「あやべ産業まつり」開会式に出席。今年は二日間に分けて開催されるそうだ。相乗効果という意味では一日で開催した方が良いようにも思うが…。

 開会式後少し出店を回って、買い物やお話など。

 

 11時からは中上林上林禅寺(黒川泰信住職)達磨忌法要の後で府政報告をさせていただいた。地元の渡辺弘造市議にも同席していただいた。

 上林禅寺江戸時代に中・奥上林を支配した旗本・藤懸氏の菩提寺由緒あるお寺元は城山のところにあったそうだ。黒川住職には、あやべ福祉フロンティアの中上林支部の立ち上げを20年前にお世話になった。以来、いろいろとご指導いただきながら、親しくさせていただいている。

 明日から「御用聞きの会」をスタートさせるので、同じ資料も配布して40分ほど府政について説明させていただいた後、20分ほど、質問や意見交換の時間も持たせていただいた。

 「上林川の底が上がっている」「大雨の際、霞提から土砂や流木が入ってきて田畑に残されて困る」「城山の整備に資金援助が欲しい」「上林城の看板など、上林の歴史を案内する標示が欲しい」「耕作放棄地が増えて、これからの農業がどうなるのだろうかと心配している」「森林整備にもっと力を入れてほしい」というご意見をいただいた。今後の活動の目標としたい。

 府政報告の後は懇親会にも同席させていただいて、膝を交えて、他にも様々なお話をさせていただいた。中・奥上林は「御用聞きの会」の日程調整ができていないので、ちょうどこういう機会をいただいて、ありがたいことだと感じた。

 

 夜はラグビーW杯「日本VSサモア」テレビ観戦日本代表はよく戦い、最後は4つ目のトライも決めて見事に勝利した。

 ラグビーはルールが分からないととっつき難いが、逆にそんなに戦略が複雑なスポーツではないので、縦へ、横への展開やそれを止めようとするぶつかり合いを観ているだけで、だんだん意味が分かってくると思う。


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関西電力の「報告書」

2019年10月03日 | 論評・研究

 3日㈭昨日で府議会はひと段落し、久しぶりに事務所に一日いた。

 これから1ヶ月近く、府議会では決算特別委員会が行われるが、今回は委員ではないので時間が空く。その代わりに「御用聞きの会」として、綾部市内の各地をご要望・ご意見を伺いに回ろうと思っている。

 昨日の報道を受け、午前中、関西電力から説明があった。マスコミに公表された平成30年9月11日付の「報告書」等の資料を持参された。

 この「報告書」によると、すでに1年前に「小判」や「1億円」のことは社内調査で明らかになっていたようだ。「報告書」をまとめた「調査委員会」社外の弁護士3名と社内の執行役員3名の6名で構成されていたが、「報告書」は取締役会には報告されず、闇に消えていたとのことだった。

 3名の弁護士もこれを知っていて、法律の専門家として何も思わなかったのか疑問に感じる。

 「報告書」の最後には調査委員会の委員長であった小林敬弁護士の所感が添付されている。この事実を知って、この程度の所感しか持たない調査委員長の下で、どのような調査がなされたのか?甚だ疑問だ。

 「再発防止策」全く「他人事」だ。この時点では存命であった森山氏への調査や問い合わせは全く行われていなかったようだ。

 これまでの原発説明会で感じた国や関西電力の無責任さは、やはり正しかったと改めて感じた。説明会に来ていた常務も金品をもらって頭を下げていた。

 彼らに任せておくことはできない強く感じた「報告書」であり、今日説明に来られた関西電力の社員には「少なくとも、会長、社長はすぐに辞めないと関電は会社もなくなるし、政府のエネルギー政策にも深刻な影響が出ますよ」と強く警告した。「日本大学のアメフト部員のように正直に謝罪し、潔く自ら身を処すことだ」と。

 

 一方で、池田正義府議や府港湾局から少し良い知らせも入ってきた。

 かねてから推進しており、先日の新総合計画に関する特別委員会でも取り上げた「舞鶴港でのLNG基地整備」に関して、浮体式基地(FSRU)の現地調査許可が下りたそうだ。

 原発に代わる新しいエネルギーは再生可能エネルギーではまだ現実的ではない。そのため中期的には環境負荷が低いLNG(天然ガス)火力発電に転換するのが良いと考えており、2年ほど前から舞鶴の池田府議とも連携して、府にも協力や推進を求めている。関西電力は京都府から勉強会への委員就任を要請されても、たいへん失礼な文書を突き付けて断っている。

 関西電力の利益とは相反するが、LNG原発の代替エネルギーになり得る最も可能性があるものであり、基地とパイプラインができれば、京都北部での新しい産業創造や地域のエネルギーコスト削減につながり、府北部の大きな起爆剤になる。

 

 4日㈮は9時から、綾部市まちづくりセンターにて、国交省福知山河川国道事務所主催第2回「並松地区堤防景観検討会」地元委員として出席し、意見を述べた。景観に配慮しながら、早く堤防を完成させてほしい。

 今日も、その後は一日、事務所におり、げんたろう新聞の作成等を行っていた。


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