終点某駅の待機場所で忘れ物チェックをしたら、座席の上に一個のプチトマトがあった。私は「ラッキー!」と指でつまんで口の中へポイッと… しないしない! とりあえず、仕事用カバンにストックしてあるコンビニのレジ袋を一枚だけ取り出して、その中に入れた。
折り返しの終点某所の待機場所で忘れ物チェックをしたら、降車口内側の床に一個のプチトマトが落ちていた。私は「ラッキー!」と… やらないやらない! とりあえず、先程の袋に入れながら「さすがに連絡もないだろう。これは忘れ物とは言えないよなぁ…」と思った。
いつも終点に到着するたびにプチトマトが一個ずつ現れる… そんな不思議なバスがあったら面白いだろうなぁ~! いや、プチトマトだけじゃなく… バナナ、メロン、チョコレート、チーズケーキ、ハンバーガー、カレーライス、ラーメン…(お前は子供か!)
そうなったら、運転士仲間で奪い合いになるだろうなぁ~! 否、運転士だけじゃなく上司も加わって… 否、マスコミに嗅ぎ付かれて日本中… 否、世界中から注目されるだろうなぁ~! 終点に到着するたびに現れるモノが一個ずつじゃなくて、もっと大量だったら食糧不足の地域でバスを走らせるのにねぇ…
と、また妄想の世界へ飛んでしまった私である。。。さて、現実の世界に戻って考えてみると… もしも、プチトマトを落とした人が“プチトマト10個入りが2割引!”を目的にバスで買いに行ったのだとしたら… 落としたプチトマト2個で、せっかくの割引分がパーだがねぇ~。ハハハ…