バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

○○高校は…

2012年09月23日 18時23分23秒 | バス運転士

先日、某駅停でバスに乗ろうとしたスポーツウェア姿(テニスラケット入りバッグ持参)の女子学生2人が「○○高校へ行きますか?」と言った。私は、そこから5つ先のバス停の前にある△△高校は分かっていたけれど、その路線沿いにそれ以外の高校が思い浮かばなかった。

そこで私は「すいません、ちょっと分からないんですけど… その高校の近くのバス停の名前は分かりますか?」と尋ねたのだが、彼女たちは「分かりません…」と答えた。さらに私は「その高校の近くに、何か他に目印になるようなものがありますか?」と尋ねたのだが、彼女たちは「分かりません… じゃあ、いいです」と言ってバスに乗らなかった。

そこから2つ先のバス停に到着すると… なんと、さきほどの2人と同じスポーツウェア姿の女子学生が、何も聞かずに10名ほど乗ってきたのである。私は「あれれ… まさか、このバスは○○高校の近くへ行くのか!? う~む… 彼女たちはどこで降りるのだろうか?」と不安になってしまった。

数分後… ある交差点で信号待ちをしていたら、右から左へ“同じ行き先のバス”が走って行った。信号が変わり、私のバスは左折して、そのバスの後ろを追走することになった。約10分後… 某バス停で止まると、私のバスに乗っていた例の女子学生たちが降り、前のバスからも同じ姿の女子学生30名ほどが降りていた…

営業所に戻ってから、地図を見たり上司に聞いたりしてみたが、某バス停の近くには某女子大学しかなく、問題の○○高校は… なんと、私が「○○高校へ行きますか?」と聞かれた某駅停の近くだったのである。ん、ん、ん~???

○○高校が某駅の近くだけでなく、他にもあるのかと思ったが… どうやらなさそうである。単純に、彼女たちが何か勘違いしていた可能性が高そうだが… 試合の会場は某バス停の近くにある学校で、対戦相手が○○高校だったのかもしれない。いかにもありそう…(ボケたオッサンと一緒にするな!)