バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

休日の朝によく見られる光景

2012年09月09日 22時47分12秒 | バス運転士

今朝の私は7時半頃の出勤だった。営業所前のターミナルに止めてある担当のバスを点検していると、スポーツウェア姿の中学生と思われる女子30~40名がバス乗り場に現れた。休日には、このような団体さんが不意に現れるので、ちょっと驚かされることがある。

私は「彼女たちは某スポーツ施設へ行くのだろう。乗せて行く運転士さん、お疲れ様です。私は回送で某駅へ行くので関係ないから~」などと、あまり意味のない独り言を呟いていた。それから数分後、彼女たちを乗せたバスはターミナルを出て行った…

さらにそれから30分後、私は某駅の待機場所にいた。そして、何気なくバス乗り場を見ると、スポーツウェア姿の男子中学生がチラホラ… 乗り場の奥の方は建物の陰で待機場所からは見えず… 私は「あと何人いるのか?」と少しドキドキしながらバスを乗り場に移動させた。

すると、そんな私の期待を裏切って(?)スポーツウェア男子は10名程度で、他の乗客と合わせても15名程度だった。何も問題なくバスは定刻に発車して、最初のバス停へ向かうべく3つ目の信号の交差点を左折したところ… 歩道上に何やら黒い塊が…

そのバス停には、黒いスポーツウェア姿の男子中学生が30名ほど… もちろん他の乗客もあり… あっという間にバスは“満席以上満員未満”になってしまった。「おい1年! もっと詰めろ!」と、乗車口から先輩の声が飛ぶ… それを聞いた私は「自分にもそんな時代があったなぁ~」と懐かしく思った。

営業所前のターミナルにいた時は、まさか自分のバスも同じ状態になるとは思っていなかったのだが… 世の中ってそんなもんなのかな? それにしても… 営業所前の中学生は全員女子だったのに、私のバスには男子ばっかり… 世の中ってそんなもんなのかぁ~??? グスン… 神様の意地悪…