昨夜、某路線の途中にある某駅から、30名ほどの乗車があった。当然のことながら全員が座れるはずもなく、通路には何人もの乗客が立っている状態になった。
しかし、そこから終点までは降りる人ばかりで、乗ってくる人はほとんどいない。だから、バス停で止まる度に次々と空席が生まれ、立っていた人がそこへ座っていき、途中からは立っている人がいなく… ならなかった。
なぜか一人だけ… 前扉と中扉の中間あたりで、ずっと立ったまま前方を見ている男性がいたのだ。私は「私に何か言おう(聞こう)と、タイミングを見計らっているのかな?」と思って、少しだけ心の準備をして運転を続けた。
その後もバス停で止まる度に乗客は減り続け… その男性は、僅か3~4人になってもまだ立っていたのだが… 終点の3つ手前のバス停で“中扉の前の優先席”に座っていた人が降りた途端、サッとそこに座ったのである。そして、終点の1つ手前で降りて行った… そういうことだったのか…
先日の車掌席といい、今回の優先席といい… なぜ、そこまでして座りたがるのか… ん? いつだったか、優先席が濡れていたことがあったけど… まさか「この席はワシの“縄張り”じゃ~!」なんて言いながら、下からもジャ~なんて… そういう私も、数年後には運転席で漏らしていたりして… 目指せ! 日本一の異臭運転士!(なんじゃそりゃ!?)