先日の夜、某住宅地へ向かっていた。それは、その日の私の最後の乗務だった。終点の一つ手前の某駅停でバスを止める時、ちょうどバス停の横を、手をつないで歩いて行く二つの人影が… 彼女たちは、どう見ても小学生(3~4年?)だった。
私は一瞬「まだ、そんな(子供が出歩くような)時間だっけ!? 今日の私の勤務終了時間は夜遅いはず…」と思ってしまったのだが、時刻は23時20分だった。私が小学生の頃は「夜9時には寝なさい」と言われていたのに…
仮に、それが休日前夜だったとして、夜更かしすることが許されたとしても、自宅で読書(主にマンガ)とか、創作活動(空き箱で建物や乗り物を作る)とか、勉強… は、間違ってもやらなかったけれど、とにかく夜中に子供だけで外出するなんて考えられなかった。
今は24時間営業のコンビニなどが当たり前の時代で、夜11時と言っても明るいし賑やかだし元気(?)だし… 昔は、外出しても行くところがなかったとも言える。そんな時代に“夜の外出”をしたのは、私に叱られて家から締め出された時くらいかな? しかも、ずっと玄関前で泣いてるだけだったから、まったく出歩いてないし… 私にも、そんなカワイイ時代があったのだ。ハハハ…