定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

穂高山行4) 穂高岳山荘から奥穂高岳への往復

2008-05-19 14:00:08 | Weblog
 穂高岳山荘で30分ほど休憩後、サブザックに替えて出来るだけ早めに奥穂まで往復することにしました。



 奥穂への取っ付きはいきなり岩場となり、ガレ場が現れ、途中梯子や金属製の鎖がかかっています。昨日の雪で50cmくらい雪が積もり、ルートも見えず、雪の下は凍っていました。



 慎重に足を運んでいましたが、慣れない私はいきなり足を滑らして1mほど落ちてしまいました。そこで、持っていたザイルを使用して慎重に進むことになりました。



 しばらく過ぎるとやっと遠くに奥穂の山頂が見えてきました。山頂には社が見えます。



 奥穂の頂上からは360度の展望・・・遠く白山、乗鞍岳、木曽御岳、南アルプス、八ヶ岳連峰、目の前の前穂、北穂、北アルプスのランドマークの槍ヶ岳、立山、剱岳、後立山から白馬が見え、かすかに富士山の姿も見ることが出来ました。
 まず、目に付くのが槍ケ岳で、三角にとがっていました。


 
 槍ケ岳の反対側にジャンダルム。奥穂から西穂へ縦走する途中の難所です。



 目の前の常念岳の向うは白山、乗鞍岳方面です。



 その反対側には笠ケ岳が白い姿を見せていました。



 無我夢中で写真を撮った後、下山です。登るより下りが大変で、2本のザイルを使用しながら、慎重に降りていきますが、順番にアンザイレンするため、通常の倍以上の時間がかかってしまいました。メンバーには現役で山岳ガイドを仕事としている人もいて、無事に山荘に戻りました。
 

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穂高山行3) 涸沢小屋から穂高岳山荘

2008-05-19 12:26:15 | Weblog
 12日朝、お天気も回復し青空が見えてきました。いよいよ出発です。



 昨日降った雪で穂高岳山荘までのルートは全く見えません。アイゼンをつけ、ピッケルを持って、ひたすら登ることになります。準備体操をして6時45分に出発しました。



 ザックの重さは10Kg ほど。何とか持てそうです。私はリーダーのすぐ後ろを、同じ足跡を踏みしめながら一歩一歩前進。だんだん急になってきましたが、夏時間とほとんど変わらず、3時間20分で穂高岳山荘に到着しました。



 穂高山荘は、主峰の奥穂高岳と涸沢岳の鞍部の白出乗越(コル)に建っている大正13年(1924年)創立の小屋で、雪に埋まるようになって強風を避けながら建っていました。5月の連休の頃はお天気もよくたくさんの人達が訪れたようですが、今日は私達のほかは2名しか宿泊しないようで、貸しきり状態でした。
 まだ残りの工程が残っており、30分ほど休憩して、出来るだけ早い時間に奥穂岳まで登ることになりました。

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