鏡沼トレッキング４） 真っ白の鏡沼

　スキーの跡を登っているうちに、どうやら道を間違えたようで、1時間以上も歩いたのに鏡沼の方へは行かずに、アンヌプリ直下の方に近づいてしまいました。



　少し高い所に上ってみると、遠くに花園第３リフトが見えていました。私達の傍にアンヌプリの頂上付近から、ボーダーやスキーヤーが何人も降りてきました。



　鏡沼付近が下のほうに見え、まだ、真っ白に雪をかぶっていました。凍った沼が解け始めるのはまだしばらくかかるような感じです。



　鏡沼の更に遠くの方に山々の遠望が見えていました。



　羊蹄山はどこに見えるのだろうと探してみると、スキーの花園コースの斜面に隠れたように、羊蹄山の山頂が見えました。

鏡沼トレッキング３） 樹影

　ゴルフ場を通り抜けて更に鏡沼に向かって登り始めました。
　昨年は4月中旬以降に鏡沼へ行き、沼の水が溶けて星型になっているのを撮影したので、今年は少し早いかしら？と、期待して行くことにしたのです。



　ところどころ深くなった雪に足をとられることもありましたが、比較的雪が締まっていましたので、長靴を履いてスキーのシュプールが残っているルートを登っていきました。アンヌプリの頂上から滑り降りるコースがたくさん付いていました。
　
　30分ほど歩くと、だんだん急になり汗ばんできました。ルートの両サイドにはダケカンバやミズナラ、ナナカマドなど樹木がたくさん生い茂っていましたが、太陽の陰になって樹影ができていました。



　広い斜面には何本もの樹影が美しい模様を作っていました。



　目の前に大木のダケカンバの幹が見えてきました。根元にはだいぶ根開けが進んでいました。まだ、木の芽はしっかりと閉じたままです。