10月3日、友人達と半月湖散策に出かけました。
羊蹄山の麓にある半月湖は、緑の森に囲まれた本当に半月の形をした湖です。
落ち葉を踏みしめながら半月湖に向かって下りていきます。
半月湖は美しい湖ですが、あしにく紅葉はまだ始まっていなくて、いつもの景色は見られませんでした。
ここは黄葉が美しい所ですが、やはり10月下旬が見頃なのでしょう。でも、暖かなお天気で森林浴をしながら楽しく半月湖を一周して散策しました。
帰り路、友人達を有島武郎記念館に案内しました。彼らが記念館に入っている間に、周囲の紅葉を写真に収めました。
記念館の赤れんがの蔦は毎年、紅葉が美しいのですが、この日もとても綺麗でした。何とも言えないほどの紅葉です。
記念館の入り口にある桜並木は、ことのほか美しく、樹の周囲の落ち葉は赤い絨毯を敷き詰めたようでした。
ハマナスの赤い実も光っていました。
庭にはまだ夏の名残りのブルーのサルビアが満開でした。
黄葉はこれからもっと黄色くなることでしょう。
アンヌプリを見上げると、すっかり秋のたたずまいでした。友人達は有島武郎の小説とその場所のかかわりなどが良く理解できたらしく、喜んでいました。